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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

平成30年の秋の和田浦ツチクジラ漁は終了しました。

 一昨日をもちまして、平成30年度・秋の和田浦ツチクジラ漁は終了致しました。自社船の残枠が1頭あるのですが、週初めの海況が想いの外芳しからず、操業を打ち止めとした次第です。今年は夏(6-7月)に2隻で19頭と、平成29年の惨状と比較すればまあまあの成果を上げることが出来ました。加えてこの秋の操業で8頭を捕獲し、都合27頭という成果に満足しています。2隻の船員の皆さんも当社の解剖員も4月以降「旅また旅」の生活。今日船は北上し、宮城在住の解剖員さんも2名を残し帰郷しました。平成年間最後の年の漁が無事終了した。ちょっとした安堵感がありますね。捕鯨業界はIWC(国際捕鯨委員会)の機能不全が益々浮き彫りにされた状況下、新しい道筋を探る段階に入っています。新聞紙上では国際法や国際政治絡みのややこしい議論が百出していますが、我々の仕事は「鯨という海の幸・食べ物を供給する仕事」。自然体で働いていきたいと思います。

 今週は鹿児島市の水族館と長崎県は東彼杵町で開催された「鯨フォーラム」に参加して参りました。鹿児島市の錦江湾には「サツマハオリムシ」なる生物がおりまして、そのムシが鯨の骨に付くとの由にて、数年前に担当の方々がわざわざ鹿児島から当地にいらして、ツチクジラの骨を運んでいきました。その骨を錦江湾に沈めたところ、数年でその「サツマハオリムシ」が骨に付き、現在それが展示されています。ハオリムシは硫化水素を栄養として生きる動物でして、この生き物は基本的には深海にしか生息していない。一方で錦江湾は桜島の断続的な噴火から硫化水素が供給される為、水深200メートル付近でもかかる生き物が生息している。その虫を鯨骨を使ってそこに生息せしめ、そのムシを鯨骨諸共を回収して、水族館内で観察(展示も)出来ることは画期的な成果との由、館長さんからお伺いしました。そのような研究にささやかながらもお手伝いが出来たことはとても嬉しいことです。なお、同類のハオリムシは江の島水族館にも飼育・展示されていまして、そこでもツチクジラの骨が使われています。

 またその翌日再会した旧友(天文学愛好家)に拠ると、「硫化水素を食する生き物の存在」は、天文学の大きな関心事である「地球以外の太陽系の惑星に生物が存在するか否か?」という問いに、大きなインパクトを与える事実との由。要するに酸素や二酸化炭素が無くても生き得る生物がいるということは、地球以外の惑星に生物が存在する可能性を増やす、とのことらしい。水族館の皆さんのご努力が天文学にも影響を与えていることを嬉しく思いました。期せずして二十余年ぶりに再会を果たした友人からその様なことを聞くことが出来たことも嬉しかった。

 東彼杵町での「鯨フォーラム」は、当社が久しくお世話になっている会社の社長さんのご性格を反映したものか、晩秋の穏やかな天候に恵まれ、とても素晴らしいフォーラムとなりました。平成年間最後のフォーラムが東彼杵の地にて開催されたことを喜んでおります。一方で残務が、、、、これから頑張りましょう。それでは。


明日11月11日の解体はありません。

 本日11月10日、船は操業出来ず、明日11日の解体はありません。明日は働けると思うのですが、最後の1頭を獲るチャンスがなかなか巡ってきませんね。それでは。

明日11月9日の解体はありません。

 本日11月8日、沖は海況悪しく船は操業していません。従い、明日11月9日の解体はありません。明日は海況が少しは改善する見通しですが、決して良好とは言えず。捕鯨船の場合、特に波と風が問題になりますが(雨はその次。小雨の日なんかは案外波風が弱く働けることが多い)、秋の気象は複雑怪奇であります。天気予報を読んでいると、「波が治まったと思えば、風は吹き始める」なんてこともある様ですね。

 来週月曜日には、昔働いていた会社の同期会がある由、友人から連絡がありました。残念ながら出席できませんが、メールを交信するだけで懐かしさがこみあげてきます。「マラソンで言えば、40KM付近」なんていうことを友人は書いてくるが、僕の場合は残念ながらそんな実感は全くない。「一生働かされる」と思うとうんざりしますが、経済的には働く必要のない人々が働いていることは多いですね。要するに「自分なりの生き方」ということになりますが、僕の場合はその自由度が小さいことは間違いない様に思います。それでは。


明日11月8日の解体はありません。

 本日7日は、まあ予報通りではありますが、沖は海況悪しく船は操業していません。従い明日11月8日の解体はありません。

 陸の方は急に大雨が降ったり不安定な天気が続いていますが、もうワンチャンス、残枠1頭の捕獲を狙うこととします。まあ、昨年の「必要な原料を供給出来ない苦しみ」を考えれば、獲れる時には獲っておくのが、正道でありましょう。

 和田浦を含めた外房の定置網の水揚げも始まり、浜は静寂の中にも、ささやかな賑わいを取り戻しつつあります。それでは。


明日11月7日の解体はありません。

 本日11月6日、船は操業しましたが、獲れませんでした。従い明日11月7日の解体はありません。もう少し粘りますか!

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