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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

令和元年の和田浦のツチクジラ漁は終了しました。

 昨日11月22日、船は操業しましたが午後になって海況が悪化。今日から月末にかけての気象は回復の可能性が極めて小さい、との判断により、令和元年の和田浦のツチクジラ漁は終了ということになりました。今年も沢山の皆さんのお力添えをいただいて捕獲・解体作業をさせていただき、無事操業を終えることが出来ました。皆様のご厚情にこころより感謝申し上げます。

 今秋は10月1日より秋のツチクジラ漁を開始。その後ミンククジラの残枠を対象に船も解剖員も八戸に移動したものの、気象が悪くミンククジラの捕獲はありませんでした。その後11月に再度和田浦に戻りましたが、ここでも晩秋の海況は厳しかった。10月上旬の好漁の後は度重なる台風の到来もあって、なかなかうまく行きませんでした。それでも、この10月下旬から晩秋にかけての八戸と和田の間を移動した経験は、来年の操業に確実に生きてくるものと考えています。10、11月の動きが慌ただしかっただけに、今では肩の荷を下ろした様な「ほっとした」気分ですね。でも未だ解体場の後始末等の仕事は残っています。皆が無事に自宅に帰り着いて、初めて「今年の漁は終了」となります。最後まで気を抜かずに、事故等起こさぬ様に注意したいと思います。

 本日和田浦では冷たい雨が降っています。今朝TVから「相当に冷えるので、くれぐれもご注意下さい!」という言葉が聞こえてききました。でも、つい最近まで「熱中症にならない様に注意して!」と言っていたのではなかったか?確かに暑いのも寒いのも良いことではないが、日本人が快適と感じ得る温度帯の幅が極端に縮小しているのではないか?そんなことを感じます。

 今日の気温は10℃-14℃程度の予想。本来は快適といっていい温度帯ではないでしょうか?昔と比べれば真夏の最高気温は明らかに上昇しており、熱中症のリスクが高まっているのは明らかですね。一方で最低気温も概ね上昇傾向にある筈でして、無論地域によって事情は異なりますが、基本的には「寒さに拠るリスク」は低減しているものと推察します。また僕自身は学生時代を北の地で過ごしたこともあってか、暑いのが苦手。寒さは厚着すれば何とかしのげるが、暑さは服を脱ぐにしても限界があり、対応が難しいですね。という訳で、要するに、これより房州は静かでしのぎやすい最高の季節を迎えます。

 久しぶりに旧友とメールで連絡を取りました。「暖かくなったら房州に遊びに行く」と言うので、「からっ風の北関東出身の人間が何を言うか!最近は冬が短いので、是非涼しい冬のうちに遊びに来て下さい。」と返信を認めました。

 という訳で、いろいろと有難うございました。このブログの方は従前の「気まぐれモード」となります。今後ともよろしくお願いします。それでは。





本日11月21日船は操業中です。

 本日11月21日、船は操業しています。しばらく気象が悪く、久しぶりの操業です。尤も週末は浪風とも強く、雨が降る予想です。天気図を見た感覚では週末は崩れ冬型(西高東低)。本来「冬型=快晴強風」ということになりますが、どうも南方海域の台風の影響に拠る風浪雨の様ですね。この時期に台風の影響を受けること自体驚きですが、秋の天候は猫の眼の如く変わります。

 そんなことで、陸上の仕事の方は漁待ちで待機する状態ですが、不思議なもので最近房州の定置網にミンククジラとザトウクジラが1頭づつ混獲されまして、当社ではその解体処理を行っています。ザトウクジラは南極海捕鯨の先駆けとしてノルウェーが20世紀初頭に捕獲したことが知られていますが、恐らくは60年以上商業ベースでは捕獲されていない鯨種です。それが定置網に混獲されて市場に流通する訳ですが、やはり市場関係者の間でも極めて馴染みない鯨ですね。肉は綺麗な赤色ですが、味の方は「味も素っ気もない」といった印象。でも逆に言えば、「独特の癖」が故に鯨肉を食べない人々は結構な数存在する訳でして、案外「如何様にも味を調られる食材」とも言えそうですね。

 ザトウクジラは遊泳速度が遅く、その小鯨はシャチのターゲットになり、捕鯨船にとっても獲りやすい鯨種。一方でその繁殖率は極めて高く、「現在では北極海も南極海もザトウクジラだらけ」と指摘する研究者もいます。尤も手羽と尾羽が極度に発達した鯨種類故に、赤肉はいくらも生産出来ません。同じ鯨類でも、種類によって生産出来る部位の量も味も異なる。その見本の様な鯨です。

 それに加えて(北欧の現捕鯨国以外の)欧米史においては、概ね「鯨=油」・「鯨の赤肉はペットフード用の原料には使える」といった程度の認識でした。ザトウクジラの食味自体を云々するのは極めてマージナルな思考と言えそうですね。そう言えば昔アラスカでのIWC会議にてグリーンランドの女性が「グリーンランドの人々は本当はザトウクジラが一番好きなんです。」と言っていたことを思い出します。確かにザトウクジラはセミクジラと同様に捕獲しやすい鯨種。辻褄は合いますね。

 という訳で、今年の漁も最終盤。気を付けて働きましょう。それでは。

明日11月20日は解体はありません。

 本日19日は引き続き海況悪しく船は操業していません。従い明日20日の解体はありません。北方の樺太付近の動きの遅い低気圧の影響の様ですが、21日頃には天気図の等圧線の間隔が緩んでくる予報。この辺がラストチャンスとなりそうですね。

 昨日は東京海洋大学大学院の授業を市役所の会議室を借りて実施。学生7名、内外国人2名ということで今回は英語での授業となりました。僕の「English」ならぬ「Janglish」は日本人には案外わかりやすいのでは(?)、2名の留学生もそこそこ理解してくれるだろう、といった予測をもってそうした次第です。それにしても留学生の増加には隔世の感がありますね。やはり中国経済の拡大がアジア全体の所得を押し上げ、日本に留学生を送るだけの経済的余裕を持つ家庭が増えているのでしょう。

 欧米には日本のそれよりも評価の高い大学が多数ありますから、そこでもアジアからの留学生は増加しているものと思われます。一方で米国はかつては日本人留学生の多い国だったが、かの国の大学は募集定員数と志望者の需給バランスを冷酷に分析し、冷酷な程に高額な学費を請求します。その辺が日本人留学生が減っている原因でしょう。またそれは米国人にも冷酷な訳でして、(実現されてしまった)「格差社会」に対する不満はやはり大きい様ですね。昔の「安定した定職」に就ける人々はごくわずかになっている由(日本にもその傾向はあるようです)にて、多くの若者が不安を抱えている。八戸にて「ジョーカー」なる映画を観ましたが、これが大ヒットしている由です。「ジョーカー」は子供の頃TVで見た「バットマン」に登場する悪役ですが、道化師の化粧をした悪役の高笑いは印象的でした。

 それと大学での「英語」を使った授業ですが、必要に応じて実施されることは悪くはないでしょう。但し、日本人は概ね一生日本語という言語を使って思考を重ねながら生きていくことになります。大学という空間においては、日本語で「研ぎ澄まされた思考」を重ねることが何よりも大切なことだと思います。一方で最近は新興の大企業において「社内においては日本語使用禁止・英語で会話すべし」とする職場があるやに聞いていますが、それには違和感を覚えますね。ほとんどは日本人は日本語で思考します。個の研ぎ澄まされた思考・感性を、「日本語使用不可」として、その表出を妨害するのは愚かなことなのではないか?無論その「研ぎ澄まされた思考・感性」を英語で表出出来る日本人は存在しますが、それは「稀有な存在」と言って支障ないでしょう。日本社会が極端に英語教育を重要視する風潮が強まる程、そんな疑念が生じますね。「言語」は人間という生き物を特徴づけるもの。その機能の本質的な理解を深化すべく鋭意議論を重ねていかない限り、教育の場での英語の扱いは右往左往するものでしょう。無駄話が過ぎました。それでは。




明日11月19日の解体はありません。

 本日11月18日も海況悪しく船は操業していません。従い明日11月19日の解体はありません。

 今朝は結構凄い雨が降りまして、この時期としては気温が高いからなのでしょう、違和感がありますね。流石に暑いと感じることはありませんが、「暖かかったり寒かったり」といった本来の初秋の感覚ですね。

 本日は東京海洋大学の大学院生の来訪を受け、その講義を担当します。それでは。

明日11月18日の解体はありません。

 本日11月17日、船は操業していません。従い明日18日の解体はありません。

初冬らしいもの悲しい澄み切った青空が広がっています。それでもこの時期は概して風強く、なかなか働けるチャンスがありません。今年はこの時期になっても水温が高く、日本列島の南東海域では台風が複雑怪奇な動きをしています。

 房州の丘陵は9-10月の台風で潮(塩分)を浴びた為か、銀杏は既に落葉。生気のない緑と茶色の不思議な色合いですが、朝陽を浴びる風景に既視感のない美を感じます。

 昨日は親族や地域の皆さんのご厚情をいただき、亡父の一周忌の法要を無事終えさせていただきました。時の流れを実感します。それでは。




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