外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

小学校の解体見学学習のフォローアップ

  去る5月30日に当地の小学校2校の児童を対象とした「鯨の解体作業の見学会」は無事終了。が、私自身は最初の30分だけ子供達と一緒にいましたが、所要がありその後解体場を去りました。解体場は「食べ物を生産する場」であるのと同時に、内臓の腐敗臭が漂い、大きな鯨体から大量の血液が流れる「壮絶な現場」でもあります。子供達は大丈夫だったかなあ?毎度そんな心配しながらも、とにかく先生方と共に子供達と一緒にその場をいることが肝要、と考えてきました。それを今回は出来なかった。

 尤も鯨が獲れなければ、解体は出来ないし、獲れた場合でも「解体開始時刻」は地元の皆さんが好む軟らかい肉を生産する為に「鯨を捕獲した時刻」によって変わる。この解体見学学習を始めて早20年の歳月が経過していますが、「予定が立たない」のは毎度のこと。一緒にいられないことがあるのも致し方ないところです。

 一方で小学校の方はいろいろな予定を抱えている訳でして、結構気を揉むことが多いですね。そんな心配をしている時に、一般の方から「この週末鯨は獲れますかねえ?」といった問い合わせを電話で受けると、「こちらが知りたい位ですよ!」言ってしまったり。まあ、それでもこんな行事を長い期間継続出来たのは、周囲の皆さんの協力があったからですね。改めて感謝申し上げたいと思います。

 とまあそんな訳ですが、例年は漁民会を会場に一緒に鯨カツの朝食を食べ、その際に私が20分程度の簡単なレクチャーをするのですが、今回はそれを果たせず。とりあえずは
その教材だけでも担当の先生にお渡しすべく、昨日和田小学校を訪問。そしたら担任の先生が「ちょうど今時間が空いています。もしよかったらお話ししていただけますか?」と。
その申し出をお受けし、約1時間をいただき、ツチクジラ漁についてお話ししてきました。
その中で子供達が「愉しかった!」と言ってくれたことは嬉しかった。僕の方からは「気持ち悪くなかった?そう感じたなら、それを抑えることはない。ただ時間が経過する中で人間の感じ方は変わってくるものです」。「気持ち悪かったけど、愉しかった。そんなこともあるんだよ。」等お話ししました。とりあえず「心残り」を愉快な気持ちでひとつ消すことが出来ました。もうひとつの小学校(南三原小)には、月曜日の朝に授業をさせていただくことになり、これにて「解体見学」部分の学習は終了することとなります。

 早6月に入り、照葉樹の緑も濃くなってきました。今日は快晴強風ですが、昨日は梅雨を思わせる天候。季節の移ろいを実感しています。それでは。

今春のツチクジラ操業は一旦終了。また夏に1隻体制で再開予定。

  本日5月31日、沖は海況悪しく船は操業出来ず。又天気予報に拠ると明日より低気圧が本州を横断。しばらく悪い海況が続きそうです。そういった海況に加え、当社の捕鯨船第51純友丸の今後の予定も勘案し、当社は5月25日に開始した和田浦のツチクジラ漁を本日5月31日をもって一旦終了することを決断させていただきました。従い明日からしばらくの間、夏にツチクジラ漁が再開される時期(日程は未定)まで、解体作業はありません。随分と慌ただしいことだとお感じになられる方も多いのでは思われますが、5月21日付ブログで紹介した通り、今年の予定は複雑怪奇也。ご理解の程をよろしくお願いします。

 船はこれより北に向かい、追ってミンククジラを対象とした捕獲調査事業に参加する予定です。その捕獲調査計画(案)の概要は既に昨秋政府から発表されておりますが、その詳細に関する討議が、この5月に欧州のスロベニアで開催されたIWC科学委員会でなされたそうです。政府は今後このIWC科学委員会の報告書をベースに、捕獲調査計画の実施に関する詳細を決定する由。現時点では全く白紙の状態ではありますが、時間的な余裕がない中で、何時でも速やかに捕獲調査に着手出来る様に準備する必要があります。必ずしも天候が安定しているとは言い難い状況下、早めに船を移動させておく。そういった対応をせざるを得ません。

 という訳でたった7日間という極めて短い漁期が終わりました。弊社の場合ツチの解体作業には宮城県の鮎川事業所の従業員が中核として従事。この短い漁期の為に彼等に和田に来て貰い、また宮城へ帰って貰うのは、効率的とは言えませんし、何よりも移動は疲れます。そして捕獲調査が始まれば、また移動して貰わねばならない。という訳で「本当にご苦労様です!」と感謝するしかありません。今年はそんな言葉を発する回数が増えそうですね。

 短い漁期ではあったが、5月下旬という操業経験の無い時期に、たった1週の間に2頭のツチクジラと1頭のゴンドウクジラを捕獲出来たことは大きな成果であったと考えています。また、ここ20年間継続している地元小学生の解体見学を昨日実施出来て本当によかった!もし夏の漁が夏休みにずれ込んでしまうと、解体見学が出来なくなる。そんな心配をしていた事情もあります。という訳で、獲ってくれた船員の皆さんに対し、こころより敬意と感謝の気持ちを表したいと思います。また、関係者の皆さん、いろいろとお世話になりました。いずれにせよ、また夏には和田浦のツチクジラ漁を再開します。その際はまたよろしくお願いします。それでは。

明日5月31日の解体はありません。

 本日5月30日、船は操業しましたが、沖は時化模様にて、帰港しました。従い、明日5月31日の解体はありません。

本日5月30日、船は操業しています。

 本日5月30日、船は操業しています。今日もこのブログの管理人が日帰りの東京出張。更新が遅くなる公算大にて、ご了承下さい。

 例年通りの夏の漁期であれば、子供達への対応等もゆったりと出来るのですが、とうも今年は勝手が違いますね。安全第一、事故を起こさぬ様に注意して取り進めたいと思います。それでは。

明日5月30日の解体は午前11時開始。地元小学生の見学会が行われます。

 本日5月29日は、ツチクジラが1頭獲れました。明日30日はこの鯨を午前11時より解体します。明日は地元小学生26名が解体の見学に来ます。

 | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

gaibou

Author:gaibou
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する