外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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7月14、15日の解体はありません。地域の祭礼の影響!

 少々先のことになりますが、7月13、14日と船は休漁予定です。従いまして、7月14,15日の解体はないものとご理解下さい。実は弊社の鯨肉の冷凍作業をしていただいている会社が千倉にあるのですが、14,15は地域の祭礼。何でも今年はその会社の皆さんがことごとく祭礼の役員となった為の措置です。房州では過疎化により、昔から続いている祭礼の継承が困難になっている面があります。なお、14、15日は鯨体処理場のある真浦地区の祭礼があります。基本的に海の祭、昔は男たちが重い御輿を担いで海に入る場面がクライマックスでした。

 お客様からの要望があり、お食事処くじら家にて、生鮮のツチ鯨の刺身のサービスを始めました。尤も獲れなければ、生鮮の肉はない訳でして、残念ながらこれも漁次第。まあ折角当地にて漁があるのだから、やはりこういったものを皆さんに食べていただけるようにしなければなりませんね。このツチの肉、確かに黒い血の気の多い肉ですが、甘みがありとても美味しいものです。どうしてもこの時期は急速に雑菌の繁殖するので、処理場にて早急に水氷で冷やす等の手間をかけて用意したものであります。是非ご賞味あれ。(くじら家(食堂)の連絡先0470-47-4785)
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6/26は2頭捕獲。明日6月27日の解体は早朝3時より。

 本日6月26日、結局2頭の捕獲がありました。
明日6月27日はこの鯨を朝の3時より解体します。2頭目は午前7時過ぎの解体になるものと予想します。
捕鯨船の一番の敵は強い風。梅雨時は案外風が弱く、確かに曇空・霧・小雨は悪い条件ではあるが、何とか操業可。そして今年はこの梅雨時に
いい成果をあげています。

 明日6月27日は、午後13:30より和田町コミュニテイセンター
にてIWC説明会(講師は水産庁の諸貫捕鯨班長他)が開催されます。
その後引き続き15:30より、和田町鯨食文化研究会による鯨料理の
試食会が開催されます。メニューはベーコン、竜田揚げ、刺身、寿司、
鯨バーガーなど。

 初漁の解体の際に約10社の外国の通信社の取材を受けましたが、
それが世界中で配信されている模様。特にAPの記事が多いようです。
私のところにも米国の友人3名より「吃驚。あなたの記事と写真を
新聞でみたぞ。」と。下記APとロイターのそれのみ添付しましょう。
嗚呼、明日は午前1時半起です!

http://news.yahoo.com/s/ap/20070621/ap_on_re_as/japan_whaling_season
http://www.reuters.com/news/video/videoStory?videoId=57693

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6月23日は解体無し。初漁の様子を少々!

 本日6月22日船は海悪しく出港していません。従いまして明日6月23日(土)の解体はありません。梅雨時故、まだ天気が安定しません。でも一昨日初漁があり、無事2頭の解体を出来たことは大きな喜びであり、ほっとしています。やはり初日は小学生の解体見学ありプレス対応ありでなかなか大変でありまして、初日がでないと弊社関係者はもちろん、子供達に鯨カツを食べさせる為に早朝から準備してくれる町の皆さんを含め大いに気を揉むのです。

 折角なので、昨日の解体の様子を紹介しましょう。昨朝4時50分に旧和田町の小学校5年生の児童約50人が父兄、先生方に付き添われて処理場に集合。まずは希望者のみ引き上げられた鯨を自分の手で触りました。(結局ほとんど全員が触った模様)巨大な動物の解体は血の流れる内臓の一部の腐敗臭の漂う凄惨な現場であります。それでも大半の子供達は近くで1時間以上にわたりじっとその現場をみつめていました。(残念ながら今回の画像ではありませんが、一昨年の画像を添付します。)見学後漁民館に移動し、例年通り鯨カツと西瓜の朝食をとりました。(調理をしてくれた皆様、有難うございました。)

 昨日は10社近い外国の通信社の記者の来訪を受け、お話しをしました。房州のこんな零細な漁業のことに、AP、ロイターといった巨大な通信社の記者がくるのも冷静に考えれば奇妙な話。参考まで当方より申し上げたことを数点紹介しましょう。
(1)子供達の見学について
ここの子供達は鯨が「食べ物」であることは当然知っています。見ての通りです。だから国際的な論争についてにこの地域の人々の立場は明瞭です。ただ「鯨」乃至は「捕鯨」を学ぶことは歴史学・地理学・生物学・水産学といった広範な領域の中に面白いテーマをいくらでも見つけることが出来る訳で、総合学習の教材としては絶好のもの。弊社としてはひとつの地域社会へ貢献として取り組んでいます。今日は鯨の足骨(約20cm)2本を採取し、子供達に見せました。当方より一言。「この鯨の足骨は進化の過程の中で鯨の先祖が陸から海に入っていったことを示すもの。海では足は不要・むしろ邪魔な訳で、この足がどんどん退化し、今ではこんな大きな鯨体にこんな小さな足骨が残っているのです。みんなも勉強しないで頭を使わないと脳がどんどん小さくなるよ!勉強しないと!」
(2)鯨をもっと獲りたいのか? あとどのくらい必要なのか?
 *鯨をどれだけ獲っていいかは、その資源状態に拠る。弊社も資源状  態を悪化させてしまったら、仕事が出来ないし、また次世代に資源  と生業を健全な形で継承させるという当然の責務を果たせない。
 *ミンク鯨は昔から捕獲してきたし、国の資源調査によると資源も豊  富。然るべき頭数を獲らせて貰って当然と考えている。
 *需要量は価格を変動させることによって変わってくる。若い世代は  食べないというのはナンセンス。結局資源量推定値から持続的な捕  獲枠が設定され、その供給量と需要量によって価格が決まる。その  価格でコストを吸収出来なければ、その産業はつぶれる、というの  が経済の原則であろう。
 *一方で、今日の鯨はここから20km沖で獲ったものだが、大体こ  んな日本の田舎の沿岸の零細な捕鯨(漁業)の管理について、ニュ  ージーランドや豪州の連中から云々されるのは不愉快極まりない。  例えば沿岸でウニを獲っている漁師の所作に外国の人達がいちいち  干渉するのか?海洋利用に関する世界常識である国連海洋法の精神  を考えてみて下さい。
(3)IWC
 *今回アンカレジでの捕鯨会議に出席したが、日本が「正常化」を進  めようと努力しても、やはり鯨を食べる歴史を持った人々の思考   と、世界中にホエールウオッチングを普及=>世界の海を鯨の楽園  に=>それを人類全員で見物して楽しいもうという人々の思考は、  やはり水と油であろう。そう感じた。
 *多大なコストをかけて不毛な議論をするのは意味がなく、日本は早  速IWCを脱退すべきであると、弊社は考える。

 以上結構長くなってしまいました。また時間があれば書きましょう。
 


20070622120919.jpg

代表者からの自己紹介

皆様
 外房捕鯨株式会社の代表を務めます庄司義則と申します。

 弊社は千葉県南房総市和田町にその拠点を置く沿岸小型捕鯨の会社です。房州(房総半島南部)の人々は400年も昔から夏に沿岸に回遊してくる体長約10メートル槌(ツチ)鯨を捕獲し、その脂肪層より当時は(石油発見の前ということで)貴重であった油を絞り、肉を食べ、骨等はビワを初めとする柑橘類の肥料として利用して参りました。時は流れ平成の世、現在では房州(関東)にて鯨を捕獲しているのは弊社のみです。

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初漁2頭!6月21日の解体は朝5時より。

 槌鯨漁の初日、早速2頭の捕獲がありました。2隻で操業しているので、うまくいって2頭の捕獲が有り得ます。という訳で幸先の良いスタートとなりました。
 明日6月21日の解体は1頭目が午前5時より。旧和田町の3つの小学校の5年生約50名が見学に。見学後、和田町鯨食文化研究会及び漁協婦人部の皆さんが鯨のカツを調理、子供達にふるまいます。なお、2頭目の解体開始時刻は作業の進行状況次第ですが、午前8時半から10時頃開始と予想します。
 槌鯨の解体風景は房州の夏の風物詩。くじら家(物産品店)に詩人庄司祐子女史の書いた詩が展示されていますが、その末尾を彼女はこう結んでいます。「今年初の鯨との対面 加速する鼓動 震える四肢 輝かしいこの瞬間に 夏が堰を切る」

槌(つち)鯨漁開始!

本日6月20日より房州伝統の槌(つち)鯨漁が解禁されました。
今日は海況もよく、2隻の船が操業中です。今年も8月下旬までの漁期中に26頭の槌鯨が水揚げされる予定です。
 当地では鯨の解体は捕獲の翌早朝に行われることが大半。見学可。
このブログにて解体開始時刻等の情報を掲示します。食肉というものがどういった人間の営みを経て、食卓にのぼるのか。そんなことを実感出来る稀少な現場でもあります。

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