外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

明日8月19日の解体はありません。

明日8月18日の解体は午前3時より。

 本日8月17日、船は操業中で、とりあえず1頭獲れました。明日8月18日はこの鯨を午前3時より解体します。もう1頭捕獲があった場合には、このブログを修正します。

 お盆の間も天候がよければ操業しましたが、生憎風が強く、漁は無し。13日以来の久しぶりの解体です。それにしても残暑が厳しいですね。個人的ないろいろな仕事を抱えつつ、残暑にやられて、結構しんどい思いをしております。まあ、時には「今日はもう、やーめた!」とでも言ってサボるか?尤も「時には」が「今日も引き続き」となっては困りますね。それと沢山仕事を抱えた時には、一番簡単そうなものからひとつひとつ片付けていくに限りますね。そうすると実は大した仕事を抱えていないことに気づいたりもします。そこまでわかっていて「今日はもう、やーめた。」じゃあ困ったものです。はい、私は、人間は、結構頻繁に困った存在であります。明日鯨でもばらせば、また元気になろうかと。まさに他力本願、「南無鯨仏・南無鯨仏」とでも唱えましょう。それでは。

明日8月17日の解体はありません。

 本日8月16日は海況悪しく、休漁となりました。従い明日17日の解体はありません。

 お盆も船は操業し、陸では捕獲を待っていましたが、うまくいきませんね。まあ漁のこと、天候の影響を受けますから致し方ありません。


 

明日8月16日の解体はありません。

 本日8月15日、船は操業したものの捕獲はありませんでした。従い明日8月16日の解体はありません。なかなかうまくいきませんね。

明日8月15日の解体はありません。

 本日8月14日、風強く船は休漁しています。従い明日8月15日の解体はありません。

明日8月14日の解体はありません。

 本日8月13日、船は出港しましたが、風強く操業を断念しました。従い明日8月14日の解体はありません。

 今日は「迎え火」の日。私の近所では皆で藁を燃やしながら、「やん米食い食い茶飲み飲み」と唱えます。先祖に「我が家のお米を食べに来てください、お茶を飲みにきてください」とお迎えする儀式ですね。我が家は分家なので未だ仏さん(家の先祖)がいませんが、近所で火を囲んで集まるにはなかなかいいものです。でも今日は解体で参加出来ず、お墓参りも出来ず。明日は一日時間が空きます、富浦=>館山=千倉=>和田と墓参りを実施。逝きし人々とお話ししてきます。時にはタバコ2本に火をつけて。それにしても、古語では亡くなることを「過ぎる」という言葉を使いますが、英語でも「pass away」という言い方をします。その辺のニュアンスはやはり似ているのですね。明後日は終戦記念日。墓地に眠る過ぎし人々には戦死された方もいる訳でして、少なくとも「I LOVE NY」などとプリントされたTシャツは止めておきましょう。それでは。



 

8月12日、1頭捕獲。明日8月13日午後1時より解体予定。

本日8月12日、船は操業中です。

明日8月12日の解体はありません。

 本日8月11日は捕獲なく、明日8月12日の解体はありません。残枠は6頭。お盆の間も、海況がよければ操業します。なお、今日は子供さんの見学が多かったのですが、処理場はフォークリフトやトラックの行き交う危険な場所。保護者の皆さんにおかれましては、くれぐれもご注意下さい。この場で行われていることはショーではなく、食品を生産する仕事、安全に見学出来る様な構造にはなっていません。この場の見学を夏の良き思い出とする為にもご留意下さい。

 今日は処理場に、水産庁の役人が2名来訪。と言っても、若い女性でして、1名はかつて当地で夏に調査員のアルバイトをしていた人です。現在ではマグロの関係の仕事をされている由。当時から飄々と働いていましたので、今でもあのクラッシックな庁舎にても飄々と働いているものと想像します。もう1名は2年前の冬場、4月から農水省に入省する東大生約10名の来訪を受けましたが、その中の一人ということで現在水産庁勤務。「どうしても鯨を、現場を見たい」ということで、一緒に来てくれました。こんな形で再訪してくれるのはやはり嬉しいものです。農水省は第一次産業の振興を担う役所。そして経済的に一次産業への依存度が高い地域は都市ではなく地方であり、当地のような過疎地の依存度はさらに一層高い。そういった意味で農水省の役人さんには是非地方の実情、現場を知って貰いたい。現場をよく理解した上で、政策を進めて貰いたい。40年前から「地方の時代」と言われておりましたが、結局は中央の論壇を賑わすだけで、一次産業を持続可能なものに出来たとは言い難いところでしょう。経団連周辺の人々の言い分を聞いていると、地方のことなどどうでもいいと思っているのでは、という疑いを持つことがあります。尤も高速道路や新幹線を整備して地方と都市を繋ぐと、結局は都市が栄え、地方が疲弊するものの様です。政府は財政状況が厳しいところ「自助努力」を求めますが、この「交通網が整備されれば、都市が栄え地方が没落すること」は経験的には真、「自助努力」を越えた人間社会の生態系の様なものにも思えます。英国などでも同様らしい。そう考えれば仕方ないのかもしれないけど、地方の比重が益々小さくなり、「地方の人」の数が減少していったら、この国は極めてつまらない国になりそうな気がします。この国の発展の原動力の一つは「多様な地域に多様な文化的背景をもった人々がいたこと」だと思います。以上、「死ぬまで地方人、問答無用の過疎地の味方」である私の主張でありました。

 今日はかなり暑くなるかと覚悟していましたが、意外に涼しかった。夕刻には涼しい風が吹き、午後5時には刺網を仕掛ける船が一斉に港を出て行きました。日は陰り、心なしか薄暗くなり、港の風景が目に優しく写る。昔「黄昏時だけなら生きてもいい」という題名の歌があったような気がするが(尤もその歌を知らないが)、確かに夏の黄昏時はいいものですね。来週からはお盆、夏の漁も後6頭、ゆっくりと夏が去り、秋が来る。今日の夕刻はそんなことを感じました。それでは。

本日2頭捕獲。明日8/11の解体は午前11時より。加えて枯れ葉剤除去の話題について。

 本日8月10日は夕刻2頭捕獲しました。明日8月11日は1頭目を午前11時より解体します。2頭目は午後3-4時頃解体開始の見込みです。明日は朝はゆっくりですが、長い一日になりそうです。まさに真夏の昼の仕事、暑そうですねえ。

 昨日、米国が戦時にベトナムで散布した枯れ葉剤の除染の事業を始めることが報道されました。世界経済の比重が人口が多く高い経済成長が見込まれるアジア地区に移行していく中で、中国の影響力に対抗する意図もあるとされます。いずれにせよあんな猛毒を散布したまま放置することは人道的に許容される筈はなく、それが除去されていくことは当然とは言え、いいことには違いない。それでも米国は枯れ葉剤によって子々孫々の健康にまで影響を及ぼす深刻な健康被害を受けた人々に対する補償は拒否しているらしい。日本の原爆と同様の「戦時故」という理由なのか、或いは厚かましくも「枯れ葉剤散布と健康被害の因果関係を否定」しているのか、報道ではその点がはっきりしません。

 「枯れ葉剤」と聞けば、私の様な捕鯨関係者には忘れがたい記憶が甦ります。1972年にストックホルムで開催された国連人間環境会議において、ホスト国であるスウェーデンのマルメ首相はベトナム戦争で散布されている枯れ葉剤(ダイオキシン)の問題を徹底的に討議する意向であったとされます。しかしそうなったら米国の面目はつぶれ、米国国内の環境保護団体の攻撃の矛先は米国内の産軍学複合体に向かう。それを懸念した米国政府は環境保護団体に恰好のオモチャを提供しました。それが「商業捕鯨の10年間禁止」という議題です。米国政府は環境保護団体の人々をインストラクターとして米国内の小中学校に派遣、「反捕鯨思想」を教宣します。当時からワシントンにいらした通訳・ロビイストの中村忠彦さんは「海のないテキサス州の子供達から、捕鯨中止を求める手紙が毎日数千通日本大使館に届いていた。」とおっしゃっていました。その商業捕鯨モラトリアムが採択され、日本もそれに従うようになって早二十余年。当初の「10年間禁止」が毎年更新されている感じですね。様々な科学的知見が得られているにも拘わらず、欧米の人々の大半は「捕鯨は禁止すべきだ、何故なら鯨は減少しているから。」と信じている。90種類近い種、そして各種には資源として独立している複数の系統群が存在しているのは自明であるにも拘わらず、彼らは引き続き胸を張って「鯨(という記号?)は減っている。」と子供達に教え続けているのである。

 ついつい書いてしまいました。でもダイオキシンを散布されて放置されることと比べれば、捕鯨の問題なんて大した問題ではない、まさに「オモチャ」に過ぎないのかもしれない。こういった巨大な国際政治の因果の連鎖を考えれば、事態を達観し、まあ仕方ないか、とも思う。それでも、自分なりの必要なこと、大切なことについては、まあそう激高せずに、正しいと思われることを淡々と主張していきたいと思います。「鯨のたれ」を肴に一杯飲みながら、「こいつああ、うめえなあ!」などとささやかな幸福を感じることもまた人生でありましょう。それでは。



 

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