外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

お食事処 くじら家 閉店のお知らせ

 慌ただしい年の瀬を迎え、だいぶ寒くなってきました。私の方は今年最後の宮城出張を終え、昨夜帰郷。東北では流石に冬の訪れは早く、随所に先週降ったと言う雪が残っておりました。つい先週まで静かな晩秋の房州の風情を愉しんでいた、という思いがありまして、季節の移ろいを実感しています。まあ、とりあえずは年末までにしなければならぬ厄介な仕事は概ね終えた。そんな安堵感の様なものがありまして、そのことがしみじみと季節の移ろいなどを感じさせるのかもしれません。

 さて、今回は仕事のお知らせです。本日の房日新聞に広告を掲載しましたが、和田町花園の地にて平成8年以来、18年に渡り営業させていただいて参りました「お食事処くじら家」を、
平成25年12月28日をもって閉店させていただくことにしました。
 このブログにて、ご利用いただいた皆様にこころより感謝の意を表したいと思います。なお、お土産くじら家(売店)の方は引き続き営業させていただきます。(従来通り、毎週木曜日休)

 閉店の理由は直接的には従業員の高齢化と店舗の事業収支の問題でした。しかし本質的にはやはり弊社の経営方針に拠ります。「飲食店」、即ち「お客様に料理を提供する仕事」は、やはり弊社の様な会社が片手間で出来るものではない。弊社は鯨を捕獲し、それを解体処理し、さらに食品に加工する会社。この「飽食の時代」、弊社は今後特に「食品加工」の業務に注力し、美味しい鯨製品を鋭意生産し、販売していかねばならない。引き続き注力していけることは、弊社が生産した製品を販売する売店までの仕事で手一杯であろう。やはり飲食店を継続、さらにはうまくいけば拡大していく、というのは無理がある。そう考えるに到った次第であります。想えば、平成23年3月の震災の後、全くお客さんが来ない時期があった。その際、小湊の亀屋本店の末吉社長に相談し、「閉めるなら閉める。閉めないなら、普段通りやる。中途半端なことはすべきではない。こういった時こそ、閉めるべきではないと思う。」そういった有難いご助言をいただいたことを思い出します。

 一方で、営業を停止する食堂の店舗の方は、今夏まで和田町柴の公園カムカムにて喫茶店を営業されていた豊原みちさんに「くじら家」の名称をそのまま残す形で引き継いでいただくこととなりました。豊原さんのお店は、板前さんの料理を出す現在のくじら家とは全く異なったものとなりますが、地元の多くの人々がコーヒーでも飲みながらゆったりとたむろす、ざっくばらんな憩いの場。そしてそこで夏場に地場で揚がったツチ鯨の柔らかい肉を食べられるお店になるものと思います。

 和田町花園は花と海に囲まれた美しい場所。冬には寒桜が咲き、春は多種多様な花で彩られる。旧き房州の里山の風情を残し、たおやかな静謐の支配する遊歩道「花嫁街道」の入口でもあります。そんな麗しき地にて、地元の人々や旅行者が愉快に集える場所として再出発出来ればいいなあ。そう期待しています。

 なお、豊原さんは喫茶店の常連のお客さんの要請もあり、現行の「くじら家」の食堂の店舗のまま、元旦から1月5日まで営業するとの由。そしてその後に若干の店舗の改造工事を実施し、平成26年1月中下旬には、正式に営業を開始されるものと聞いております。

 今後共「お土産くじら家(売店)」と、豊原みちさんが新たな形で開店する「お食事処くじら家」をご愛顧を賜われます様、よろしくお願いします。私自身も時々店にお邪魔し、愉快な時間を過ごさせていただきたいと思います。末筆ながら、食事処くじら家をご利用いただきました皆様に対し、心を込めて、重ね重ね御礼申し上げたいと思います。有難うございました。以上

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