外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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霜月朔日

  ぼちぼちとおぼつかなき日々を過ごしているに、月は変わり早霜月朔日。11月と言えば昔は初冬のイメージだったが、近年では秋たけなわ、といった感覚。今朝は高曇りの空、それでも雨上がりのしっとりした佇まい。少々陰鬱ではあるが、秋の愁い、静けさを感じるにはいい日かもしれませんね。

 甲信の高山では今頃冠雪している筈。かつては
11月の連休には冬山の道具を持って山に入っていた。夜林道を広河原へ走る。その日は確か満月で、冠雪した白峰三山が白銀に輝いていた。幻想的であった。仲人親が、バッハの無伴奏チェロ組曲2番に「泣かせるなあ」と。山小屋はこの連休で店じまいをする訳で、サントリーホワイトが無料で飲み放題なんてこともあった。山頂直下の小屋で朝の猛吹雪。付近の地形を熟知している仲人親の先導で、他の宿泊者と一緒に下山、下るにつれて雪は雨に変わった。房州ではこんな生活をしているが、例年通り秋を迎えて山々は確実に色づき、高所には雪が積もっている筈。そうですね、努めて房州の野山を歩きつつ、時には少し高い処にも行ってみたいものです。

 当地では、この10月台風の到来が多かった。一方で井上靖さんは詩集「北国」の野分(一)にて、野分(台風)を、「秋と冬の間の、どうにも出来ぬ谷の底から吹き上げてくる、いわば季節の慟哭とでも名付くべき風」と表現している。11月の台風? どうもピンと来ないが、そうか、旧暦では今日は10月6日、一応辻褄は合う。でもねえ、台風の通過した後に冬が来る?そりゃあないでしょう!そうか、北国では「秋の疾風が草木を枯らし、その後に静かな冬が待っている」感覚なのかもしれませんね。井上靖さんはそんな疾風を「季節の慟哭」と表現したのでしょう。

山里は 冬ぞ寂しさ まさりける
人目も草も かれぬと思へば
百人一首より

 房州の丘々は常緑の照葉樹が多く、野分が秋と冬を明確に分けることはないだろう。でも曖昧模糊とした季節の移ろいも悪くはない。また野山を歩いたり、田園から海への道を散歩したりして、房州の穏やかな季節の移ろいを感じてみたい。

 また、11月と言えば、例年は釧路より帰郷する時期。今年も残すところを2ケ月。よし、頑張って働いていきましょう!それでは。

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