外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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師走 ―美しきもの―

  今朝は発達した低気圧が房州沖を通過。早朝には雨は上がっていたのですが、強い風が吹いていたので、朝の散歩を取りやめました。引き続き杖2本の散歩ですが、装具が外れて動きは軽快。そんな影響もあってか、当地の風景が違って(より美しく?)見える感覚はありますね。

 早師走も半ば。もう紅葉の時期ではないのでしょうが、処々に残っているとハゼの深紅や銀杏の鮮やかな黄色に、引き続き目を喜ばせています。前者の紅の濃さ・深さは何とも美しいものですね。後者はお寺や神社に巨木が多く、その鮮やかな豊かな黄色に圧倒されます。特に陽光に照らされた時は息を飲む程美しいことがある。またその樹下より、無数の黄色い葉の間に初冬の澄み切った青空の断片を見るのもいいものです。風が吹くとさらに美しいですね。ハゼや銀杏がかくも美しいものと感じたのは初めてのこと。これも怪我の影響でしょうか?

 房州に限らず、風景はやはりTWILIGHT、夜明け前と黄昏時が美しい。故に極力日に2回、この時間帯に散歩をするようにしています。
 和田では太陽は海から、水平線を昇ります。夜明け前、水平線上の空はバラ色に染まり、その色調は刻一刻と変化していく。また雲の出方次第でその印象は日々異なります。日が昇ってしまうと微妙な色彩はなくなるが、陽光に照らされた「海の道」がきらきらと輝いている。この時間帯が「最も美しい時間」であることは間違いないでしょう。「早起きは三文の得」という気にさせるに足るものです。
 夕陽は山側に沈むが、山の端の空は薄い茜色に染まり、その薄茜色の空を落葉した広葉樹の複雑な枝振りの背景に見る。日の出と比べたら地味だし少し淋しくもあるけども、やはり美しいものですね。日の出以上に「もののあはれ」を感じさせてくれる風景、とも言えそうです。

 という訳で、師走の風景の中に、自分なりに晩秋や初冬の美しさを見つけて楽しんでおります。「元気一杯」とは言えませんが、少しは元気になり、一方であまり無理して「元気な生活」を己に強いぬ様に警戒しつつ、ぼちぼちとやっております。それでは。また書きましょう。

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苦しければ

苦しければ  何も考えず  靴を履いて
外を歩くといい 
歩いてさえいれば 苦悩は脳裏に固定されることはなく 覚醒した体から徐々に 抜け落ちていく

苦しければ 机に向かい ノートを広げ 深呼吸をして 己が苦悩の原因を ひとつひとつ 鉛筆で
書き出してみるといい 
それは 案外とるに足らぬ 複数の小さな心配事から 生起していることに 気付くであろう

苦しければ 身近にいる 親しき人々に 会いに行ったらいい
たまには 遠方にいる人々に 自筆の手紙を 書くのもいいだろう
その際には 己が苦しみを そのまま伝えることはしないでも それを 穏やかな笑顔で 何時でも聞いてくれる 友がいることに 感謝することが 出来るであろう

苦しければ とりあえずは 外に出て 歩き始めよう
何の目的もなく ただ ひたすら 歩くこと
房州の 静かな晩秋の風景を眺めながら
時には地の神の宿る小さな祠の前で
目を閉じて両手を合わせたりしながら
ただ 茫然と歩くのも 悪くはない
そう 茫然と歩くのは 悪くはない

天気は曇天にして暖かし

 今朝の天気は曇天にして暖かし。晴天の朝とは違った心持ちで、港へと歩きます。この暖かなしっとり湿った雰囲気も悪くはありません。

 昨日よりようやく定置網水揚げが始まりました。まずは新規の灘網から始まりましたが、追って沖網も入れていきます。初日・今朝と約2トンの水揚げでした。価値の低い小魚が主体ですが、やはり魚が揚がるのはいいものです。なかなか厳しいが、戦前からずっと継続されている仕事。その仕事に関与することとなった人間として、この仕事の意味をよく考えていく必要があろうかと思う。ある個人が「儲かるから手を出し、儲からないから手を引く」といった仕事ではない筈だ。この仕事自体が、人々によって営々と築き上げてきた「人と海との関係」に他ならない。この仕事の歴史という時空の膨大さと比べれば、個の生は極めて短いもの。ある時期にその仕事に中のひとつの役割を、ある個が担う。そういったことであろう。そんな風に考えることによって精神的に救われることもあるが、逆に気が重くなってしまったりもしますねえ。どんなものでしょうか?

 右足加重を体重の1/3相当ということで、週末は2日間青空の下、和田浦散歩を満喫しました。やはり重厚な装具が外れ、足の裏に地面を感じられる感覚はいいものです。右足の靴が実は釧路にて事故った際に履いていたそれでして、流石にまずいかと。定置網の事務所にて靴に塩を降りかけて清め、かつ神棚に手を合わせてきました。今後大過なく快方に向かうといいなあ。そう願っております。それでは。

一応は「地に足のついた」生活へ。

 今日は快晴。何ともいい日よりですね。青空の下、和田の海や田園に初冬の陽光が溢れています。赤灯台付近ではカマスが「入れ食い」の由。そのお裾分けを有難く頂戴、食しております。定置網の設置作業も再開され、明日網入れを完了、明後日は最初の水揚げの予定。ようやく「魚の顔」を拝めるものと愉しみにしています。杖2本の生活も、毎朝魚の水揚げがあれば、少し雰囲気が変わってきますね!

 今朝は病院に行き、右足のレントゲン撮影を実施。「順調に骨が接着しつつある状態」ではないが、装具の使用を止め、普通の靴を履いての歩行訓練が始まりました。杖2本を使って今週は右足には体重の1/3を加重、来週は2/3、再来週は3/3と右足への加重負担を増やしてく方向でのリハビリとなりました。

 まだ1/3だけど、一応は「地に足のついた」感覚。これはなかなかいいものですね。またあの重厚な装具を使う必要無しとのこと、それは大きな解放感をもたらしています。尤も「右足に対する重厚な装具の保護がなくなること」には留意する必要がありそうです。くれぐれも気をつけて、慌てずにゆっくりと歩きたいと思う。

 診察の際、家内が医師に「自動車運転の開始時期」について質問。医師の見解は「基本的に自己判断で、医師の方からは時期を明示しにくい。万が一事故を起こした場合、足の状態が正常でないことは、(事故の)相手方の納得を得難いことに留意すべし。」といったものでした。「なるほどねえ」と納得、相変わらず所謂「未経験の新しい事象への遭遇」が続いています。僕としては、もし右足の傷が治癒すれば、プールや温泉に行きたいという希望があります。右足をお湯で温めたり、重力の小さい水の中で動かすことが、我が心身に最適と思えるので。だから、ちょうど傷が治ったタイミングで運転出来る状態になるといいなあ、と虫のいいことを考えています。尤も、電車を使った生活も悪くはないですね。こんな時こそ、それを楽しもうか、という気持ちもあります。(嗚呼、凄い欲張り!!)

 とまあそんな訳で、明日も天気は良さそうですね。久しぶりに「少し」地に足をつけて、和田浦散歩を楽しみましょう。或いは、電車に乗って鴨川に飯でも食べに行こうかなあ。普段は何の意識もせずにしていたこと、大した興味も示さなかったことが、きらきらと輝いて見える。そんな経験をしております。それでは。

師走に入りました。

 今日師走に入りました。当社は11月が期末ということで、今日新しい決算年度が始まったことになります。世間では稀な決算時期ですが、恐らくは漁期との関係でしょう。沿岸小型捕鯨の盛漁期は4-9月で、10月は海況悪しく何日も働ける訳ではない。そんなことから11月末が期末になったものと理解しています。

 定置網の方はもう網が入っていなければいけない時期。しかし今年は新規の灘網設置作業を要し、加えて網の納入の遅延や11月下旬の悪天の影響で、網入れが遅れています。今日もこの酷い天候で網入れ作業は不可。網が入らないと売上は確実にゼロ。なかなかつらいところです。魚の顔を拝まないと気持ちが落ち着きませんね。因みに定置の会社の期末は8月末。これも漁期との関係で説明出来そうです。

 11月には結構な回数ブログを更新しました。書くことによって精神的に救われる。僕の場合はそんな傾向が強いです。書いたものをざっと読んでみましたが、とにかく右足のことについて、何度も何度も同じことをしつこい程書いていることに気付きました。まあ、確かにそこが最大の非日常性(違和感)を抱えているところ。そこに思考と感情が向かうのは止むを得ません。

「何も考えずに歩いていました」とか「そうだ、釧路でこの右足を折ったんだった」と感じられる時期の到来を切望しています。人間は健康であれば、自分の体の各パーツの状態(存在)なんか全く意識しなくなるものですね。僕の右足の場合、ほぼ確実に治癒し従前の90%の機能は戻ると確信しているが故に、現況を受け入れ、それに適応しようとしない部分があるのかも。そしてそれが精神を不安定にしている。そう言えそうな気がします。そうですね、焦っても仕方ない。しばらくの間「大きな違和感の抱えながらの生活」となることを静かに受け入れつつ、ぼちぼちとやっていける様に努めましょうか。尤も「努めて」はいけないのだけど、、、、、。

 今朝は酷い雨で定置網の仕事が進まないことにうんざりしましたが、昼前になって雲が切れ、雨上がりの澄み切った青空になりました。事務所には柔らかい初冬の日差しが入っています。不思議なもので、「晩秋」の光よりも「初冬」のそれの方が明るいイメージがありますね。気温は未だ秋のそれだけど。海はまだ荒れているのだろうが、この冬の陽光を受け、和田の海はキラキラと輝いているかもしれない。死の床に就いたゲーテの言葉「もっと光を!」。昼休みに海を見に行こう!しばし防潮堤に腰を降ろし、冬の陽を浴びよう!それでは。

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