外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

明日7月23日の解体は午前2時より1頭のみ。これた今夏最後の解体作業となります。本日7月22日をもって今年の夏のツチクジラ漁を終えることとします。

 本日7月22日、朝1頭獲れました、明日はこの鯨を午前2時より解体します。最終的に明日の解体は1頭のみとなりました。昨晩、今夏のツチクジラ操業を本日7月22日一杯で終了することを決めた次第でして、夏の捕獲頭数は累計で19頭となりました。

 今年の夏の漁期はルール上は7月25日まで操業は可能なのですが、オホーツク海域で実施される捕獲調査に確実に間に合わせる必要があり、昨晩本日22日終日操業した後、船を北に向ける決断をした次第です。出来ればもう数日操業したいところですが、IWCに提出した捕獲調査計画をきっちりと実行することは「国際公約」とも言えます。とにかく計画通りに捕獲調査を開始できる様に、確実に船を予定通りに北へ移動させる必要があります。

 なお、オホーツク海に行くはまずは津軽海峡を通過しなければならない。そしてその後さらに、根室海峡を通過しなければならない。当地は南の太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われて天候は(酷暑という状態で)安定していますが、北海道は北の低気圧の影響で必ずしも天候が安定している訳ではない。海峡は潮流の速い海域だし、特に根室海峡は納沙布岬からロシアが実効支配下にある貝殻島までの距離は3.7kmしかありません。その中間点が(現況の)境界線となっている訳で、その通過は気象的な問題もさることながら、違った意味でなかなか厄介です。

 という訳で、今夏の和田浦のツチクジラ操業は本日22日一杯で終了。明日23日は(今のところ1頭ですが)、最終の解体作業となります。事故を起こさぬ様、安全第一で実施したいと思います。それでは。

明日7月22日の解体はありません。

本日7月21日、船は操業中です。

 本日7月21日、船は操業中です。但し1隻は補給に港に向かったので、操業船は1隻のみ。千倉の祭礼由来の休漁の後、どうも鯨の発見が少なく悪戦苦闘中、といった感覚です。

 昨日・今日と和田浦くじらゼミの常連の皆さんが解体場にいらっしゃいました。差し入れまで頂き、恐縮しています。私は暑い時の「氷菓購入係」なる役回りでして、今日の来客Nさん等3名分の氷菓(要するに市販のかき氷やアイスです)追加購入して参りましたが、皆さんは既に処理場を発っていました。Nさんは和田浦くじらゼミ皆勤賞(9回連続参加)でして、日本中の鯨由来の場所や水族館を徘徊している方。来年のセミナーでは、是非日本全国の水族館等の「徘徊記」お話しをしてもらいたいと考えております。

 先日肉の整形作業中に左手人差し指先を少し切ってしまったのですが、その前に切った薬指と比べても、何かと厄介であります。人差し指はどうも最も活発に動く指らしく、例えば自動車のワイパーのレバーに引っ掛けて悲鳴を上げたり、今日の整形作業中にも整形台にぶつけて悲鳴を上げてしまいました。鯨の現場で悲鳴が上がると、解剖の作業が一瞬止まってしまいます。下手をすると命を落としかねない危険な現場なので。今こうしてパソコンのキーボードを打つのも結構難渋しますね。

 昨日は解剖場にて久しぶりにS先生に再会しました。故川喜田二郎先生を偲ぶ会でお会いして以来の再会ということになります。学生の頃、卒論の準備の段階で、恩師よりS先生の修士論文を読ませていただき、感銘を受けた経緯があります。僕自身は、まあ大したものは書けなかったけど、「ある集団の中で、人々がどう動き、実際に何が起こっているのか?」を自分なりに理解すべく務め、自分なりの言葉で卒論を書いた記憶があります。確かS先生は東京工大の建築学科卒じゃなかったかしら?それが今では著名な人類学者。僕はどうも不思議な人々の多いネットワークの中に身を置いてきた気がしますし、またそれを幸運に感じています。

 漁期も残すこと僅か。さて、今日はどうなるか?吉報を待ちましょう。それでは。




明日7月21日の解体は午前9時より1頭。

 本日7月20日、1頭獲れました。明日21日はこの鯨を午前9時より解体します。

 昨日はようやく自宅でパソコンからこのブログをアップできる様になりました。久しぶりに船頭に会いましたが、日焼けで真っ黒な顔。「沖も暑いよ。この顔を見ろ!」。今週は鯨の発見が少なく、当方より「新しい群れは入ってこないかねえ?」と言うと、「知らねえよ、鯨に聞いてくれ!」との会話がありました。

 酷暑の日が続いています。今日も事故を起こさぬ様に、少しでも涼がとれる様、留意したいと思います。ルール上25日までは操業可ですが、操業船のオホーツクへの移動準備の関係上、少し早めに漁を切り上げるかもしれません。残された期間の漁の推移、販売・在庫状況等を勘案の上で、どこかで決断する必要があります。それでは。以上

明日7月20日の解体は午前6時半開始予定。

 明日7月20日の解体は午前6時半開始(6時現場作業開始)となりました。もう1頭の捕獲はどうやら難しそうです。 

 本日7月19日、1頭獲れました。明日7月20日はこの鯨を午前6時に解体開始予定です。但し、潮流は強い為、船の和田浦への到着が遅れる可能性があります。その場合、解体開始が1-2時間程度遅れる可能性があることを申し添えておきます。加えて、もう1頭獲れる可能性があり、その場合は随時このブログを更新します。更新されていない場合は、明日は1頭のみとご理解下さい。

 猛暑とその対策が盛んにTVで報道されていましが、明日はまさにそういった状況になりますね。留意を要します。強がりになりますが、まあそれはそれで「和田浦の夏らしい」と言えるかもしれません。

 例によって、以下庄司祐子の詩を紹介しますが、和田浦のツチクジラ漁の終盤にこの詩を掲示するのは、どうも奇異な印象が強いです。どうも私自身の「体内時間」ならぬ「夏の体内暦」はツチクジラ漁のそれの影響を受けている様で、「これから夏本番となるのに、夏の漁が終わってしまうこと」には違和感を感じますね。そうだ、今年のお盆は北海道にいるかもしれない。和田を発つ前にお墓参りをするか、或いは北海道からの一時帰郷時にするか、考える必要がありそうですね。何だかすっきりしないが、以下庄司祐子の詩を掲示します。それでは。


日本近海でくじら家のおとこたちが捕獲する鯨を
おんなたちはあたりまえに料理する

和田浦では鯨は夏の到来を告ぐ 海からの賜物だ
代々鯨取の鯨によって 生活を営む者たちの泉だ

今年初の鯨との対面 加速する鼓動 震える四肢
輝かしいこの瞬間に 夏が堰を切る



第九回「和田浦くじらゼミ」(7/7-8)総括

 第9回和田浦くじらゼミは平成30年7月7-8日の2日間、「原点に戻り、ツチクジラを学び直しましょう!」というテーマで行われました。昨年はツチクジラ漁期の変動と、地元サイドの世話人である庄司の都合がつかず、8年間続けてきたセミナーの開催を断念した経緯があります。かかるセミナーは「継続こそ力なり」です。今年のセミナーに常連の皆さんが戻ってきてくれるものか、心配をしていましたが、最終的に60名超の皆さんにご参加いただきました。残念ながら7日の沖の海況は芳しからず、(またまた)8日の解体見学は実施できず。2日間座学の形でのセミナーとなりましたが、参加者の皆さんの絶大なるご協力の下、交流会の時間も含め、当セミナーのコンセプトである「少し知的な空間の中で、活発な議論やよもやま話をしながら、参加者間で交流しつつ、愉快に過ごす」ことが出来たものと喜んでおります。また、このセミナーの運営に関し、NPOスタッフや市役所地域センターの皆さんに多大なるご協力を頂きました。こころより御礼申し上げます。

 なお、今回は募集開始後の応募者数が順調に増加したことから、プレス等の紹介を差し控えた次第でありますが、最終的に適正規模の40-50名を上回ることとなり、交流会への参加のご希望をお断りする事態が発生しました。まずはご応募いただきながら、交流会へのご参加をお断りした皆さんにお詫びを申し上げたいと思います。スペース的には交流会への参加者の増員も不可能なことではなかったのですが、その結果として料理の質と量を下げてはいけない。加えて皆さんには5か所の施設に分宿していただきましたが、その限られたスペースに大勢の皆さんを詰め込んで、かえって厭な思いをさせてはいけない。そんな事情で発生した事象でありまして、ご了解をいただきたく存じます。また来年もこのセミナーを開催する予定ですが(10回目となりますね)、今回の事態をどう考え、来年はどういった準備をするか、検討していきたいと思います。

 セミナーに中での、講師の発表と参加者間での質疑の内容に関しましては、全くの「概要」ではありますが、以下の「続きを読む」の部分に掲示させていただき、「第9回和田浦くじらゼミ総括」とさせていただきます。参加者の皆さん、ご協力有難うございました。また来年この和田浦の地でお会いしましょう! 
文責:世話人 庄司義則

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本日7月19日、船は操業しています。

 本日7月19日、船は操業しています。昨日も操業したのですが、追尾をした群がコスくてコスくて、なかなかうまくいきません。ツチクジラは音に対して敏感であって、一般に「臆病なくじら」と言われています。シャチがいるとその海域には鯨がいなくなることはよく観察されていますが、マッコウクジラの群れの多い海域でも概してツチの発見は少ない、ということもある様ですね。

 南方で発生した台風の進路を注視しておりましたが、どうやら本州方面に接近することはなさそうです。残された数少ない操業日、とにかく出来るだけのことはしていきたいと思います。

 捕鯨という仕事は、江戸期に手で銛を投げて鯨体にそれを突き刺し、その銛に連結された長い縄をもって「船と鯨を繋げ」、その後に鯨を殺して陸に持ち帰る仕事でありまして、その方法自体は今も昔も変わっていません。強いて言えば、昔の人間の手が「捕鯨砲」に変わり、手の筋肉が「打ち出し火薬」に変わり、「縄」がワイヤーや化学繊維等のロープに変わり、それがウインチに巻かれている、というところが変化したところでしょうか。神経質にして巨大な動物との駆け引きの中で捕獲することは今も昔も変わっていません。

 昨晩は自宅にて「7月19日の解体は無し」とブログに掲示しようとしたのですが、管理者のページにアクセス出来ず。「パスワードを変更せよ。」というウェブの指令に、「先日変えたばかりじゃあねえか」と憤慨しつつ、その変更をしましたが、再び「パスワードを変更せよ。」との再指令。仕方ないのでもう一度変更したら、さらに再び「パスワードを変更せよ。」ということになので、ブログのアップをあきらめました。そして、今朝会社に来てみれば、何のことはない、パスワードを入力しないでも作業が出来る。という訳で今このブログを書いている次第です。随分とレベルの低い話だけど、人工知能の恐ろしさはこんなところにあるのではないか、と思い当たった次第です。僕の場合自分の手に負えない困ったことになったら、知人に相談することを常としているが、このネットの世界はうまくパソコンを操作できないと、「人間に相談すること」も出来ない。困ったものですね。

 尤も2年前オランダに行った際、現金が使えないことに不平たらたらの僕に対し、現地法人の社長を務めるわが先輩は「S君、今時この国で現金を使うのは、麻薬の購入くらいだよ。」と言われたことを思い出します。人工知能を云々する前に、我がアナログ構造を問題にすべきでしょうねえ。尤も「今さら?」という気分もありますが。それでは。

本日7月18日、船は操業しています。

 本日7月18日、船は操業しています。ここ数日の霧の影響は今のところ小さい様です。今日獲れるといいなあ、と思う。

 ニュースに拠ると、気象庁は7月21日以降に猛暑が続く予想として、熱中症対策等の警戒を呼びかけている由。関東地方でも7月一杯例年より2℃以上高い気温が続くとの予想らしい。現況でも十分に暑いのですが、さらに暑くなるとすると、、、、。まあ、とにかく熱中症にならぬ様にこまめな対策を採っていくしかありませんね。和田浦のツチクジラ漁期の解体作業は酷暑との闘いです。鯨に捕獲に合わせる作業ですから、致し方なし。ちょっとした工夫で涼を感じられるようにする。留意していきたいと思う。でも、まずは獲って貰わねば始まりません。それでは。

明日7月18日の解体はありません。

 本日7月17日、船は操業していましたが、沖は風が強くなり白波が立ってきている状況であり、今日の操業を断念しました。従い、明日18日の解体はありません。

 霧だとか風だとか波だとか、トカトカで、なかなかうまく行きません。泣いても笑っても今夏の漁期は7月25日まで。また、天候や捕獲調査の準備や解剖員に移動等を考慮しつつ、オホーツクへの移動の日程を決める必要がある訳で、25日よりも前に切り上げる事態もあり得ます。明日より仕切り直し。まあいらいらせずに、出来ることをしていきましょう。それでは。

本日7月17日、船は操業しています。

 本日7月17日、船は操業しています。酷暑の日々が続いていますが、今日沖は少々風が強い様です。一方で濃霧注意報も出ていまして、風があっても視界がきく、といった状況ではない模様。なかなかうまくいきませんね。まあ、吉報を待つこととしましょう。それでは。

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