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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

夏の猛暑、秋の集中豪雨と高海水温、11月の真夏日

 週末に思い立って広域和田浦散歩を再開。とりあえず柴の高台へと坂道を登るが、何と道路が崩壊している。引き返して次は花園から北三原に抜けようと歩くが、花嫁街道入り口の先の林道が崩壊している。またまた引き返すが、このまま戻るのも残念なので久しぶりに黒滝に挨拶をしてこよう。広場から川の歩道の入り口に向かうが立入禁止の看板。とりあえず現場検分を目的に前進。斜面を横切る木道が壊れ、コンクルートの道が水没している。へつったり飛び石を使って何とか足を濡らさずに黒滝着。しかし滝の上の道に通じる階段(巨大な木造構造物)は撤去されている。上に行くには垂直の壁が立ちふさがり絶望的。という訳で面倒なので川の中を遠慮なくボチャボチャと歩き、広場に戻った。こんな時ツッカケは快適である。当日は25℃まで気温が上がり、大汗をかき、又水をよく飲んだ。どうも勝手が違う。

 それにしても黒滝はともかく、この2本の道路の崩壊は痛い!我が広域散歩の行動範囲がかなり制限されるのだ。山を越えて向こうの集落に出る。そんな散歩はささやかながら旅情を感じさせてくれる。道路の崩壊は南三原駅前Y食堂の缶ビール+チャーシュー麺やカツカレーのルートを遮断。道路の崩壊は食の崩壊でもあるのだ。台風の上陸はなかったと聞いている今秋、一体何時壊れたのか?早速知人に聞いてみたところ、9月と10月に1回づつ線状降水帯由来の集中豪雨があって、特に旧和田町東部が被害を受けたとの由である。秋の高気温・高水温、暖気は大量の水蒸気を含み、それが北からの寒気とぶつかれば強い上昇気流が発生。それは線状降水帯を形成し、局地的な豪雨をもたらした、ということなんだろう。

 今年北海道東岸の秋の水温は前代未聞の20℃超、北海道の漁業は異変にさらされた。一般にミンククジラ生息海域の水温の上限は15℃前後、但し今秋は日本の200海里以内全海域の水温が20℃超ということで酷い不漁、でも他に行き場がなかった。秋鮭の定置網漁業も水温が高いと鮭の遡上が減少する傾向にあり、鮭は不漁でその代わりにブリが相当量獲れたらしい。ブリという魚は本来北海道では馴染みのない魚で、内地は安定供給されている養殖もの主体の市場故、良い売場がない。そこで北海道イオンが「ブリの立田揚げは如何?」というCMを毎秋の様に打つ。ブリの竜田揚げが北国の秋の風物詩になりつつある(?)。秋刀魚も昨年同様(200海里外の)遠方の低水温帯に漁場が形成され、漁獲量は低位で推移。地元の根室や釧路でも秋刀魚は高級魚となってしまった。

 また北海道の農業も(内地が主産地である)サツマイモや落花生は豊作だが、米は生育が早過ぎ収量は減少。人参は身割れがひどく減収、玉葱は8月の猛暑で日焼けして捨て物多く減収、ビートは糖度が例年の2/3の低品質。概して悪いことの方が多い様だ。そうですね、今の時代「気候に合った品種」の種・苗が植えられている筈だから、その想定された条件外に気候が大きく変動すると、概して不作になる、という風に理解出来そう。そうですね、やはり猛暑は碌なことがないということでしょう。
 
 今朝は昨日より3℃程度気温が低下し、快適に歩けました。でもこの時期としてはまだ気温が高いかなあ、と感じます。今年の夏から秋の猛暑で、さらに秋の集中豪雨や最近の高温で、「もう気候変動(温暖化)は勘弁してくれ!」という切実な感想を持った人々は多かったと思います。僕も暑さは苦手でありまして、全く同感。でも僕の場合仕事上、海の生態系の変化が気になります。報道に拠ると、長崎では「沖縄県の魚」グルクンが獲れ、伊勢志摩では伊勢海老が不漁の一方宮城県の石巻では伊勢海老や太刀魚が豊漁、北海道は毎度々々のブリが豊漁。これらは海水温の上昇由来の魚類の水平方向の移動と考えることになりますね。でも気温の上昇はもっと根本的なところでやばいのではないか?僕はそんな心配をしています。

 僕の理解では冬の(海水温との比較では極端な)低気温が海面の水を冷却し、その冷たい(重い)水は海の底に沈むことで、海底の水と表層の水の循環運動が起こる。その運動によって海底に積もった栄養塩が上昇・拡散する。その栄養塩を吸収して植物性プランクトンが増加し、それを動物性ブランクトンが食べて増加し、それを魚類が食べて・・・・・という風に海洋生物の巨大な生態系・食物連鎖が形成されている。しかし冬季の気温が充分に下がらないと、必然的にその循環の運動量は弱まり、海底の栄養塩の上昇・拡散を阻害するという理屈だ。植物プランクトン・動物ブランクトン・小型魚類・大型魚類・海産哺乳類といったぞれぞれの生物類のバイオマス(生物量)は、ピラミッドの形状を示し、食物連鎖の下位にあるプランクトンのバイオマスが最も大きく、最上位の鯨類が最も小さいと考えられる。ということは、最低位に位置するプランクトンのバイオマスが例えば50%に減少した場合、海洋の全ての生物のバイオマスも50%減少してしまうのではないか?

 尤もこの理屈だけで海洋生物のバイオマスを論じられる訳ではないだろう。海洋には海流という水平方向の運動もあるし、風や塩分濃度差に拠っても運動は起こる筈。また水温帯に拠って生存・繁殖できる魚種は異なる筈で海洋生態系は相当に多様性の高いものなのであろう。でも、気温や水温といった身近な事象と、人間の生活に関わる地上の或いは海洋の雑多な事象を結び付けて考える姿勢をもって生きていきたい。そんなことを考えますね。それでは。

パレスチナ問題 要再履修!

 今日は気温が26℃まで上昇し吃驚。それでも晩秋の陽光は淡々しく、何ともいいものです。山口百恵の「秋桜」は(気温はともかく)こんな秋の日を歌ったものなのでしょう。

 引き続き報道の中心はカザ地区紛争のこと。若者を中心に米国の世論が大きく変化していることには驚きました。米国内の世論調査では今回のイスラエル軍のガザへの反撃(防衛)の是非について、年配者の80%が支持、若年層では80%が不支持との真逆の結果が出たらしい。東部の名門大学では(イスラエルのガザへの反撃軍事行動に抗議する)反戦デモが勃発。ユダヤ系の財界人は大いに怒り、大学への資金援助の停止を表明したり、デモ参加者の就職内定を取り消したり。それへの反発からか、全米の100を超える大学に反戦デモは飛び火している。そうだよね、いろんな経緯はあるにせよ、人々が虫けらの様に殺されるのを黙ってみているの不道徳だ!

 実は今回僕自身の感覚は年配者のそれに近い、つまり絶望的な状況を「黙視」していることを自覚しました。ハマスのイスラエル攻撃の第一報を受けて、僕は「イスラエルの報復は倍返しなんてものじゃあいだろう。イスラエルの軍事力の前では無防備に等しいガザ(=天井の無い監獄)の街が10倍返しされ、膨大な数の人命が失われる。」と瞬時に失望しました。昔僕はこの地域を放浪し、少しは土地勘なんかもあるが、この地域の第二次大戦後の歴史に関する基本的な知識を欠いていること。そのことに気づいた次第です。そうですね。学校の講義ではないけど、「パレスチナ問題 要再履修」であります!今晩は早速その周辺国の第二次大戦後の歴史をざっと辿ってみました。

 報道番組には結構年季の入った中東の専門家が登場しますが、彼らの発言にははっとさせられることが多いです。例えば、
「交渉の拠りどころは1947年の国連のパレスチナ分割決議以外に無し」
「交渉ではエルサレムを聖地ではなく、単なる不動産と扱うべし」
「交渉の舞台に神様が登場したら、交渉は即刻打ち切るべし」
「中東戦争での自国の連勝に、神の意志を確信したイスラエル人。占領地への入植者は、我々は神の意志に従ったまで、と考えている。」

 紛争の多発する中東地域は多くの日本人ジャーナリスト達の仕事場だった。特に1967年の第三次中東戦争は多くの難民を生んだ。それから半世紀余の歳月が経過しているが、問題は放置されたまま。その経緯をずっと観察してきたジャーナリスト・学者達は呆れ果てており、以下の様な発言もあった。
「この紛争は宗教問題(神様)に起因すると結論付ければ、議論は終わる。
 日本の専門家にとって、そう説明するのが一番楽。でも進歩はゼロ。」

 強烈な批判であります。それでは。

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