残暑なり
今朝は昨日までの穏和な気候が一変、予想気温が28℃ー32℃といった厳しい残暑に逆戻りです。尤も明日は北に向かう訳で、例によって「残暑よさらば、ざまあみろ」といった感覚。残務整理と出張の準備を進めています。ついついネットで釧路の馴染みの飲食店の画像なんかを見ていたりしまして、ややもすると「心ここに在らず」。残された時間で仕事を進めていきましょう。また、こんな気候なので朝晩の散歩は差し止めましょう。釧路の幣舞橋の向こう側の散歩を愉しみにしています。
昨日の九州北部の豪雨は大変なものだったらしい。つい先週佐賀空港着発で出張してばかりだから、TVで紹介される洪水の画像は先週(道路の看板等で)見たことのある地名のそれでした。佐賀平野と福岡の県境をなす背振山地に湿った空気が当たり、大量の雨を降らせたものと推察します。地球温暖化の議論は各国の経済活動に多様な制限を加え得るものだし、地球上の各地点の気象の現況は様々な筈であって、国際社会はなかなか「具体的な対策」を採れずにいます。一方で当社のような零細漁業会社にとっては「恒常的な南方水域の高水温が、早ければ7月から台風を発生せしめ、太平洋沿岸に数日に渡り強い波風をもたらすこと」が問題です。地球温暖化はともかく、日本の南方海域の高水温は(僕の子供の頃と比較すれば)残念ながら安定してしまっているのは事実。これはどうすることも出来ない訳で、かかる気象を前提に、操業を組み立てることになります。
そう言えば、一昨日「(米国の)グリ-ンランド売却話」について書きましたが、それには中国企業によるグリーンランドの飛行場建設の受注が絡んでいることを後から知りました。またその背後にも気候変動、即ち近年北極海の氷が急速に解け、その量が大幅に減少していることがある様ですね。その結果北極海は船舶の航路として経済的合理性の高いものになったこと、さらに(かつては厚い氷に阻まれて出来なかった)地下資源・海底資源の開発が可能になりつつあること。こんな状況が大国のかの地への関与を強めている模様です。デンマークは伝統的に「西側の国」ですが、グリーンランド自治政府にとっては官民一致の中国が(デンマーク本国や他国の真似の出来ない)好条件で飛行場を建設してくれることは有難い。でも先述の通り、かの国はしっかりしているから、「債務の罠」なんかに引っかかることはないものと期待します。今回は中国の習近平主席に一言。そもそもあまり縁のない北極海に、壮大な「一帯一路」のスローガンに浮かれて、せせこましい介入をすると、酷いしっぺ返しを食らいますよ!それでは。
昨日の九州北部の豪雨は大変なものだったらしい。つい先週佐賀空港着発で出張してばかりだから、TVで紹介される洪水の画像は先週(道路の看板等で)見たことのある地名のそれでした。佐賀平野と福岡の県境をなす背振山地に湿った空気が当たり、大量の雨を降らせたものと推察します。地球温暖化の議論は各国の経済活動に多様な制限を加え得るものだし、地球上の各地点の気象の現況は様々な筈であって、国際社会はなかなか「具体的な対策」を採れずにいます。一方で当社のような零細漁業会社にとっては「恒常的な南方水域の高水温が、早ければ7月から台風を発生せしめ、太平洋沿岸に数日に渡り強い波風をもたらすこと」が問題です。地球温暖化はともかく、日本の南方海域の高水温は(僕の子供の頃と比較すれば)残念ながら安定してしまっているのは事実。これはどうすることも出来ない訳で、かかる気象を前提に、操業を組み立てることになります。
そう言えば、一昨日「(米国の)グリ-ンランド売却話」について書きましたが、それには中国企業によるグリーンランドの飛行場建設の受注が絡んでいることを後から知りました。またその背後にも気候変動、即ち近年北極海の氷が急速に解け、その量が大幅に減少していることがある様ですね。その結果北極海は船舶の航路として経済的合理性の高いものになったこと、さらに(かつては厚い氷に阻まれて出来なかった)地下資源・海底資源の開発が可能になりつつあること。こんな状況が大国のかの地への関与を強めている模様です。デンマークは伝統的に「西側の国」ですが、グリーンランド自治政府にとっては官民一致の中国が(デンマーク本国や他国の真似の出来ない)好条件で飛行場を建設してくれることは有難い。でも先述の通り、かの国はしっかりしているから、「債務の罠」なんかに引っかかることはないものと期待します。今回は中国の習近平主席に一言。そもそもあまり縁のない北極海に、壮大な「一帯一路」のスローガンに浮かれて、せせこましい介入をすると、酷いしっぺ返しを食らいますよ!それでは。