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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

港のお寺の鐘が鳴る。

 今日でこの不可思議なゴールデンウイークもおしまい。昨日・今日と天気は晴朗なれど波高く、働けず。昨日はJR八戸線の上の高台を職場から宿まで歩きました。当地に赴いて初めて雪を抱いた八甲田連峰の風景を愉しみました。あの辺が櫛ケ峰で左側の平らなあたりが十和田湖かしら?40年前の山行の記録が蘇ります。港付近は人工的な殺伐とした風景。吸い寄せられる様に線路の向こうの若葉をつけた巨木に向かって歩きます。その辺は高台の住宅地。民家の庭には多種多様な春の草花が咲いていて心が和みます。宿の近くで立派な本屋さんを発見。梅棹忠雄の伝記本と梶井基次郎の「檸檬」を購入。旅館の部屋で読みました。

 梅棹さんの本を読み終えた頃、BS3で映画「ドクトルジバゴ」を放映中。ついつい観てしまいました。これはロシア革命前後を生きた詩を愛する医師の物語。不条理な運命に翻弄され続ける主人公。このコロナウイルス禍とは比較にならない程の不条理に次ぐ不条理。それでも物語の節目であの流麗な音楽と共に、ロシアの広大な大地の風景が映し出される。でも凍り付いた部屋の窓に付着した氷の結晶や、陰鬱な雪空の雲間に差した薄明かりとおぼろげな太陽の姿に「美」や「救い」を表現する手法は見事と感心した一方で、一向に「救われない」気分になりました。やはり旅館の部屋の小さなTVで観る映画ではない。そういうことでしょう。

 今朝も出勤前の散歩。静寂の中で寺の鐘が鳴る。午前6時也。この鐘を打つことも日々の御勤め、修行ということなのであろう。今春法律家の従兄から聞いたことを思い出します。従兄が高校の頃観たNHKの番組で、著名な寺院の住職が「日々平穏に生きる知恵」を求められたところ、「とにかく日々の御勤めを果たすこと。そうすれば疲れて余分なことを考えずによく寝られる。」と答えた由。

 今朝は、その鐘を鳴らした寺院経由、高台の小道を職場へ向かいました。高台からはところどころに木々が鬱蒼と茂った場所が見えます。おそらくは神社か寺院であろう。八戸は杜の都也。そして街には昭和の風景が残っています。さて今日も高台よりどこかの杜を訪れて、宿に戻ることとしよう。アンニュイな生活が続いています。それでは。

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