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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

立冬 今年の漁を想う

 立冬を過ぎ、夕闇の早い訪れに驚く今日この頃。お盆の時期から2ケ月半を過ごした網走を先月末に発ち、ようやく和田浦に戻りました。そもそも早めにオホーツクでのミンククジラの捕獲を終え、秋は和田浦のツチクジラ操業を予定していたのですが、オホーツクでは高水温故か、極端な不漁に見舞われ、中途で漁場を釧路沖に変更。されど期待に反して漁は進まず。10月一杯操業を継続しましたが、目標は未達。また11月となれば、房総沖でも船が働ける海況の日はほとんどない。そんな訳で、不本意ながら今年の漁の終了を決断した次第です。秋の漁を期待されていた方々は多く、誠に申し訳なし。ご容赦のほどよろしくお願いします。

 海水面上に背中を見せる鯨に銛を打ち込む仕事は簡単な仕事ではないが、そもそも鯨がいなくてはどうしようもない。仮に鯨がいるとしても海況が悪ければ獲れない。当たり前のことだけど、今年は改めてそのことを思い知りました。尤も今年が商業捕鯨再開の実質的な初年度。まだ始まったばかりのことと考えましょう。今年の操業状況を教訓にして、また来年の仕事を組み立てていきたいと思います。

 網走からの帰路、腰に違和感を覚え、帰郷後は接骨院に通う生活。何とも冴えない生活を送っていました。網走での「暇な生活」は精神的には結構きついものでして、僕の場合は専ら歩くことで何とかしのいできた。それが腰痛で「歩けない」ということになると、極めて厄介!そう言えば、一橋のA先生から「ストレス由来の腰痛では?」と指摘されました。確かに網走での生活は相当に抑圧されたものであったことは実感しています。まあ「歩くこと」にしても、「肩を怒らして、一所懸命に歩く」というものだったかもしれない。腰回りの筋肉と同様に、こころの筋肉(?)も固まってしまったのでは?自分自身に降りかかる諸事象に対する、我が心の受け止め方が、どうも柔軟性を欠いている。ネガテイブに受け止める癖がついているのではないか?そんな自覚はありました。そうですね、こころと身体を弛緩させる必要がありそうですね。

 約一週間の通院の効果が出て、この週末は久しぶりに我が和田浦を散歩して過ごしました。ただ心して一所懸命に歩かぬ様に、チャラチャラと歩く様に気を付けて。散歩途中に「ラジオ体操第一」の真似事をしてみたり、相撲の四股を踏む様に腰を伸ばしてしゃがんでみたり。野にはワレモコウ、ミズヒキ、ショウマといった草花が散見され、昨秋の散歩径に戻ってきた感覚です。今秋の房州は台風の接近がなかった故か、広葉樹の葉が傷まずに残っています。今秋はあの骨折の年以来、久しぶりに銀杏の黄葉が楽しめそう。晩秋の青空の下、黄色い銀杏の葉が風に吹かれて舞い落ちる様は何とも美しいものです。

 歩きながら、つとめて楽しいことを考えるようにしました。尤も「歩くこと=直立歩行」は、数百万年前に我々人類の祖先が住み慣れた熱帯雨林を出て、サバンナという新しいニッチ(生態的地位)に進出した際に獲得した行動様式。それ故か、無為に歩く時の精神状態は概して良好ですね。人間という生き物は本来「歩きながら考える」ことを得意としているかもしれません。それでは。またボチボチと書きましょう。

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