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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

秋索々

 当地の釧路の気温は10℃から20℃の間を推移する秋の気候。秋索々たり。「索々」とは井上靖さんが秋の湿気の少ない爽やかな風を表現するのに好んで使った言葉。秋風が木の葉を揺らす風景よりこの「索々」という言葉が浮かびました。

 「怒りのアフガン」。これは昔流行ったシルベスター・スタローンのランボーシリーズの第二作。この映画はスタローンが「勇敢なアフガン兵士に贈る」として制作したものですが、その「勇敢なアフガン兵士」の中にサウジから義勇兵として参戦していたオサマ・ビン・ラデインがいた。

 その後のイラクによるクウェート侵攻が勃発。父ブッシュは早急に軍事介入を決断し、多国籍軍を組織して、湾岸戦争が勃発。ブッシュ父子は米国の軍需産業を後ろ盾としており、その産業を維持し、新兵器をPRするには時に戦争は必要、との立場と見える。当時僕は東京で勤め人をしていたが、TVのニュースはまるでコンピューター技術の進化によってもたらされた新兵器のショーさながらのものであったと記憶している。潤沢な石油収入に潤う当時の湾岸の王国はイラクの様な(人口の多い)大国の侵攻を恐れ、米軍の駐留を依頼し、それは恒常化する。ビン・ラデインはイスラム教の聖地メッカのある祖国への米軍駐留の恒常化に大いに怒り、テロ組織アルカイダを設立。アフガンの仲間と共に、アフリカの米国大使館を爆破する。米国もアフガンのアルカイダの拠点にミサイル攻撃を仕掛けることで報復。そしてその後遂にあの911同時多発テロが起こる。当時アフガニスタンはタリバンの支配下にあったが、ビン・ラデインは対ソのゲリラ戦以来の同志である。タリバンは米国による彼の身柄の引き渡しを拒否。子ブッシュはアフガンへの軍事介入を決断し、アフガン戦争が勃発。あの911の翌日の米国の新聞には「これは戦争だ!」という文字が踊っていた。当時の米国世論は子ブッシュに対し、アルカイダに対する復讐を求めていたのだと確信する。

 タリバンは駆逐されたが、その後子ブッシュはイラク戦争を始め、独裁者フセインを殺戮。アフガン同様、新生イラクをサポートするものの、権力側にあったスンニー派のバース党員を排除し、イランに親しいシーア派を登用。そんな折、「アラブの春」の影響で中東・北アフリカ諸国の政情が流動化。今度は排除されたイラクのバース党員を吸収する形で「イスラム国」が勃興。シリアからイラクにかけての広い地域をその支配下に置くことになる。それに対し、米国は空爆を実施。クルド人勢力やトルコ、フランス、シリアをサポートするロシアの介入で「イスラム国」は壊滅する。しかし、現在のイラク国軍にしても、今回敗走四散したアフガン国軍と同様の脆弱性があると考えられますね。

 そして今回の米軍のアフガンからの撤退と、タリバンによる首都ガブールの制圧。「秋索々」を枕に、この事件の前置きを少し紹介するつもりで書き始めましたが、上述の様な冗長なものになってしまいました。「中東とはこういった地域である」としか言い様がないのかしら?そう言えば子供の頃に読んだシャーロック・ホームズの助手「ワトソン博士」もアフガニスタン戦争からの帰還者という設定です。僕が学生の頃にソ連によるアフガン侵攻が勃発した訳ですが、中東では当時からイスラエルを絡めた紛争も頻発していました。昔、レバノンのベイルートは「中東の真珠」と呼ばれ、フランス料理の影響を受けたレバノン料理というものを一度は食べてみたいと思っていた。だが僕が中東を旅行した頃は、ベイルートは既に入れる状況にはなく、シリアやヨルダンの国境の検問所ではレバノン杉をあしらったパスポートを持った人々の群れをよく見かけたものだった。コロナ禍が終息したら、レバノン料理なるものを食べてみたいなあ。東京にはそんなお店があるかもしれない。

 とまあ、我ながら一体何を書いているのか?誠に困ったものですが、アフガンには、とりあえずはその身の安全を確保する為に出国すべき人々が多数おられます。その中には国籍は様々ですが、物故された中村医師の様な志高き人々が多数おられるものと推察します。アフガン国軍の脆弱性が故に、外国人の国外退去のスケジュールを読み誤ったことを今更責めても仕方ない。国際社会の叡智と圧力を以って早く脱出させてほしい。そう思います。

 昨日パラリンピックが終了。オリンピックとパラリンピックの開催が国際公約だとすれば、日本はその公約果たしたことになります。とりあえず関係者の皆さんに「お疲れ様でした!」と労をねぎらいたいですね。想えば、若い頃アメリカで車椅子に乗った身障者が多いことに驚きました。そして、「日本では身障者が外出していないので、目につかないのだ。」と実感した記憶があります。人々が生まれ持った個性や運命をどう生かして、人生を充実したものに出来るか?パラリンピックの精神は素晴らしいものですね。そういえば、松本出身の友人が長野オリンピックの頃、「これを機に子供にはパラリンピック競技を見せようと思う。」と言っていたことを思い出しました。

 という訳で、まあいいや、このままブログに掲載してしまいましょう。それでは。

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