明日8月6日の解体はありません。
本日8月5日も昨日同様の海況、酷い時化ではなさそうですが、沖は風強くうねりもあり、船は操業していません。従い明日8月6日の解体はありません。
昨日より気温が下がり、不思議な雰囲気、涼気が夏の喧騒をかき消す様な感覚があります。昨日NHKのヒュ-マニエンスという番組で人間のVR(仮想現実)を受け入れる能力、ネガテイブに考えれば誤った現実認識を受け入れてしまうリスクというものを教わりました。これは単にフェイクニュースに踊らされるというレベルの話ではない。例えば真夏の朝、煌々たる陽光に人間は何を感じるか?涼気溢れる北国から帰郷したばかりの僕は、思わず「大汗をかく夏の酷暑」が現実になるであろうと仮想してしまい、ネガテイブな精神状態になる。番組では面前の素麺を食べている被験者に機器を設置して面前の焼きそばを食べている様に視覚を操作すると、被験者の味覚が変わる、即ち過去に何度も経験している焼きそばの味覚を感じる、というものでした。これはこれで驚きでしたが、そもそも人間は視覚で認知した風景からその後の展開(=VR)を予想するいうことを、無意識の内に、延々と繰り返して生活している。当たり前なことだし、この番組の趣旨からは外れるけど、そんなことを考えました。
僕が常日頃感心を持っていることは、「人間はいかに平穏な気持ちで生活できるか?」ということでありますが、上述の人間の認知能力はこの問題に直結している様に思われます。北国での生活の中で、司馬遼太郎さんの随筆を読むことで心の平穏を得ていたところ、そこから井筒俊彦さん=>若松英輔さんと適当に読む進めていました。現在手元には若松英輔著「悲しみの秘儀」なる本があります。その中の「言葉では伝えきれていないことが胸にある」「日頃忘れている内心の声を聞く様な実感」。そんな言葉に引かれています。何だか変な話をしてしまいました。失礼!それでは。
昨日より気温が下がり、不思議な雰囲気、涼気が夏の喧騒をかき消す様な感覚があります。昨日NHKのヒュ-マニエンスという番組で人間のVR(仮想現実)を受け入れる能力、ネガテイブに考えれば誤った現実認識を受け入れてしまうリスクというものを教わりました。これは単にフェイクニュースに踊らされるというレベルの話ではない。例えば真夏の朝、煌々たる陽光に人間は何を感じるか?涼気溢れる北国から帰郷したばかりの僕は、思わず「大汗をかく夏の酷暑」が現実になるであろうと仮想してしまい、ネガテイブな精神状態になる。番組では面前の素麺を食べている被験者に機器を設置して面前の焼きそばを食べている様に視覚を操作すると、被験者の味覚が変わる、即ち過去に何度も経験している焼きそばの味覚を感じる、というものでした。これはこれで驚きでしたが、そもそも人間は視覚で認知した風景からその後の展開(=VR)を予想するいうことを、無意識の内に、延々と繰り返して生活している。当たり前なことだし、この番組の趣旨からは外れるけど、そんなことを考えました。
僕が常日頃感心を持っていることは、「人間はいかに平穏な気持ちで生活できるか?」ということでありますが、上述の人間の認知能力はこの問題に直結している様に思われます。北国での生活の中で、司馬遼太郎さんの随筆を読むことで心の平穏を得ていたところ、そこから井筒俊彦さん=>若松英輔さんと適当に読む進めていました。現在手元には若松英輔著「悲しみの秘儀」なる本があります。その中の「言葉では伝えきれていないことが胸にある」「日頃忘れている内心の声を聞く様な実感」。そんな言葉に引かれています。何だか変な話をしてしまいました。失礼!それでは。