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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

明日8月11日の解体はありません。

 今日もまた同じ様な海況。冬の西高東低の真逆の西低東高の天気図。南東の高圧部からの吹き出しで、日本列島は引き続き猛暑に襲われています。という訳で沖は風強く、船は操業していません。従い明日8月11日の解体はありません。中期の予報に拠ると現況の気圧配置が当面は継続する公算大との由。困ったものですが、明日は一時的に少し風が治まるかも。そう期待をしている次第であります。

 昨日午後は知人の要請で子供8人を「和田浦散歩」に連れ出しました。和田町と言えば、一般に海のイメージが強い訳ではありますが、当然なことながら土地があれば農業が生業としてなされる。当地は昔から花卉や牛乳の一大産地でありまして、僕の中学時代からの友人の親父さんは乳業メーカーから派遣された獣医さんだった。また学校を卒業した3月に帰省した時、田畑の広がる小さな谷間の耕作地は一面ストック、キンギョソウ、キンセンカが開花する「花の谷」であった。当時の農家は米作の裏作に花卉栽培をすることが多かった様です。

 和田町の町誌に時系列的に航空写真が掲載されていますが、その写真に拠ると尤も耕作地が広がったのは1970年代後半。その後農地は後退(減少)し、現況ではかつての「(冬場)の花の谷」での耕作放棄が目立つ。かつて水田に水を引く溜池として使われていた堰もそこから取水する耕地が失われた為、豪雨の際の遊水地としての機能は果たしてはいるものの、ガマの穂の繁る湿地帯になっている。昨日は生徒たちにそういった風景を見て貰いました。それにしても産業の盛衰のスピードは速い!そう実感します。そしてその急速な産業・経済構造の変化に伴い、家族集団における「家業」というものに対する感覚も大いに変貌。また「家=家系を維持する」という考え方もかなりマイナーなものとなっていますね。これは家族制度そのものが大きく変質しているとも意味します。

 という訳で還暦を過ごせば、幼少時代は遠き昔のこと。当時の記憶を材料に社会の変化を考えることが、ひとつの小さな歴史を解釈することになり、その小さな歴史はこの日本列島全体の歴史を解釈することにもつながります。この猛暑の午後の時間帯に生徒達を連れ出す(歩かせる)ことに躊躇をしましたが、(生ぬるいならも)それなりに風が吹き、酷暑を緩和してくれる。日陰に入れば、それなりの涼を感じる。こんな猛暑の時でも(なかなか気が進まず止めてしまうことは多いが)、やはり歩くことはいい!そう実感しました。それでは。

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