外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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師走 総選挙雑感

  昨日は総選挙が行われました。結果は自民・公明の圧勝、民主の惨敗、維新・みんなの善戦、というものでした。過去にこのブログで選挙に触れたことはないが、今日は少し書いてみたいと思います。

 房州の一零細企業である当社の政治的立場と、私自身を含めた当社にて働く人々のそれは、論理的には別物ということになります。ただ、私の場合はこの仕事を健全な状態で次世代に継承させることをライフワークとしている為、この会社の政治的立場と自分自身のそれが概ね同一化しています。そういったことから、従業員や親しき地域の皆さんに対して、個の投票の自由・秘密投票という前提を申し述べた上で、ご協力をお願いしています。

 当社の政治立場は、2つの要素があります。ひとつはこの沿岸捕鯨という仕事の健全な形での継承を後押ししてくれるかどうか、という点です。「捕鯨」という仕事は現状では政治によってその生産活動が著しく規制される面があることは否めないところです。もうひとつは、過疎化・高齢化が急激に進行している房州の地域社会の健全化に力を貸してくれるかどうか、という点です。

 地方に自助努力を求める考え方とか、「結局地方の支援など一切せずに、市場に委ねる方が合理的」という考え方には、一定の説得力があることは承知しています。しかし、このまま地方を疲弊するに委せることがいいことなのか?房州の人々の生活の維持という点で切羽詰まった問題はいくつかあるものと思う。また「地方の過疎地域など無視しても一向に構わない」という世相になったら、この国は歴史的・地理的な多様性を欠いた極めてつまらない国になってしまうと思う。加えて、「地方の時代」が叫ばれてから早40年。結局この類の議論は中央の論壇を大いに賑わして本や雑誌が売られ、街づくりの補助金の多くは中央から派遣される講師の謝礼に使われた。バブル期に林立した観光施設は中央の広告会社が受注したものだが、今では閑古鳥が鳴いている。そんな恨み辛みもありますね。

 総選挙雑感ということで、少しは自分自身の政治的立場を紹介せねばなるまい、と考えて書き始めましたが、本題に入らんという処で筆が止まってしまいました。具体的に何か書こう、という気が起こりません。ただ、本質論として心に留めるべきことは、「政治とは富の再分配」である。もう少しかみ砕いて言えば、「集まった税金をどんな目的でどう使うか。」ということで、それ以上のものでもそれ以下のものでもない、ということです。しかも、多くの行政サービスは空気の様な存在であって、それが存在しているかどうかは、案外気づかないものです。そういった意味で、税収が減少する局面において新しいことをするのは、なかなか難しいことと推察します。マニュフェストの衣を着た甘言には要注意です。また、政治から無視同然の扱いを受けても、自分は自分で生きていかねばなりませんし、また生きていくことは出来る。逆に「富の再分配」を担当する政治は、全面的には人々を救うことは出来ない。それは私達が市井の仲間達との生活の中で実感しているところですね。
 
 それともう一点。政治家も私達と同じ人間・日本人でありまして、政治家の社会(例えば国会の議員社会や、政党の党員社会)も、概ね私達が生きている世の中・人間関係と大きな差はないものと理解するのが常識的でしょう。従い、私達がこの市井にて生きていく上で重視している社会的価値観、具体的には「私は社会の一員として、或いは日々一緒に過ごしている人々の仲間として、かくかくしかじかふるまいたいと思う」といった平易な価値観より、一人の人間としての政治家の発言・行動を見つめていけばいいのだと思います。

 何だか要領を得ませんが、やはり物事は平易に理解し、考えていく方が良さそうです。
結局何を書くでもない、そんなことを書いてお終いということになりました。

 最後に敗軍の将、野田首相に一言。「貴方は人間として立派でした。貴方が首相として貫いてきた態度を私は忘れません。」以上

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