外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

釧路より

 9月2日に和田浦発、仙台―苫小牧フェリーに乗船し、3日夕刻釧路に入りました。当地は涼しく、工場のある荒地にはリンドウが楚々とした紫の花を咲かせています。毎年「残暑よさらば、ざまあみろ!」と捨て台詞を残して旅立ちますが、はい、夏の暑さから解放され、誠に快適であります!

 2日朝、圏央道の稲敷に向かう途中に下総の台地を走りましたが、彼の地の集落は巨木に囲まれ、静寂に支配されていた。「蒸発して、1ケ月くらい、こんな集落で暮らしてみたい。」という願望が発生しました。それにしても、「蒸発」という言葉の少々乾いた語感、なかなかいいものですねえ。子供の頃、「あの家の誰々が蒸発した」ということを、何度か耳にしたことがあります。今思えば、当時多くの人々が浮世のしがらみから逃れる為に、或いはもっと端的に「駆け落ち」といった形で、「蒸発」したのだろう。当時は今程交通網や通信網が発達してなかったし、高度成長期ということで、結構仕事はあった筈。静かに故郷を出ずれば、むろん大変なことは多かったとは思うが、その束縛から逃れて生活出来る広大な社会空間が広がっていたのだと思う。「蒸発」して、人生をリセットし、知らない街でまた人生をやり直す。悪くはないなあ、と思う。尤も「1ケ月の期限付き蒸発」では、不在の間に職場や家庭がどうなっているのかはともかく、帰還後は大いに顰蹙を買って、社会的制裁を受けることは間違いありません。もっと歳をとってから、日々自らの影を薄くして、「いつのまにかいなくなる」=「蒸発」する、というのが良さそうですねえ。まあ、当面は、たまにはひとり旅に出て、徒歩で小さな集落を巡り、旅館で一風呂浴びて、集落の人々が集う居酒屋で一杯やる。そんな形で無聊を慰めたいと思います。秋の釧路での生活は、そんな楽しみはありますね。

 当地でのミンク鯨を対象とした捕獲調査は天候に恵まれ、順調な滑り出しです。一方で釧路入りして以来朝から晩まで忙しく働く生活が続き、大好きな「散歩」をする余裕がありません。今回は坐骨神経痛の症状の緩和の為に、プールで泳ぐ準備もしています。秋が深まれば、天気は周期的に移り変わります。時化れば、散歩したり、プールで泳いだり、馴染みの食堂でうまい飯を食べたりと、静かに愉快過ごしていきたいと思います。それでは。また書きましょう。

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