外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

神無月の終わりに                 11月5日より和田浦のツチ鯨漁が始まります

 ようやく釧路より帰郷、多少の戸惑いを覚えながらも、本拠地(?)での生活をぼちぼちと始めています。久しぶりに田園を散歩すれば、朝の淡い日差しが、アザミ・吾亦紅・名も知らぬ黄色い花々の咲く畦の斜面を照らして、何とも美しい。ただうつろなる我が内面を反映してか、「朝の淡い陽光」もうつろなものに感じられます。辞書に拠ると「虚ろ(うつろ)」という言葉の意味は、「内部がからであること」「心が虚脱状態であること」「表情などに生気のないさま」とあります。かつて「荒川の放水路に差し入るうつろな日差し」といった言葉を使った記憶があるが、これは誤使用かなあ?でも秋の淡い日差しは「生気がない」から、「うつろ」と表現するのも有りか、という気もする。言葉というものはかくして変質していくものかもしれませんね。

 僕が幼少期に刻印された秋のイメージは、サトウハチロー作詞「小さい秋」の「お部屋は北向き 曇りのガラス うつろな目の色 とかしたミルク」。
それと一族に女の子が多かった為にそのトバッチリで子供の頃ピアノを習わされた。その憂鬱な気分が反映されたのか、「日のあたらぬ板の間に置かれたピアノの黒光り」ということを書いたこともあります。でもやはり秋はあわれに美しい季節ですね。

 本日をもって10月も終わり。神無月という言葉も美しい言葉です。何でも八百万(やおろず)の日本の神々は10月には出雲に集合、盛大に懇親会を催しているらしい。従い10月は各地のおびただしい数の社に祀られた神々は出雲に出かけて留守、ということです。かつて出雲王朝が存在し、大和朝廷によって滅ぼされたのは事実の様ですね。神話では「国譲り物語」として表現されていますが、、、。それでも、滅ぼされた出雲王朝の地に出雲大社という巨大な神社を建設し、永代鎮魂をしていくことは何とも日本的でやはり美しいものと感じます。

とまあ、虚ろなるこころから、由無きことを書き綴ってしまいました。この夏は当社と和歌山の船2隻で、都合8頭のツチ鯨の取り残しが発生しましたが、その残枠を対象に11月5日より、最長で12月15日まで、和田浦にてツチ鯨操業をすることとなりました。従い、このブログにて、「解体開始時刻の連絡」をしていくこととなります。毎度この主目的から脱線して書き綴っている「由無きこと」も、虚ろなるこころを以て、書き綴ることとなります。さあ、初めての試み故、どうなるか?という訳でまたよろしくお願いします。それでは。

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