外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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今年度の和田浦ツチ鯨漁は、本日11月25日をもって終了しました。

 今年度の和田浦のツチ鯨漁は、本日11月25日をもって終了しました。結局6月の漁開始以来捕獲した鯨の数は22頭。4頭を取り残す結果となりました。まあ、それでも今年もそれなりに働いた。そんなさばさばした気分。残念ではありますが、とりあえず幕をおろすこととなり、ほっとした気持ちがないではありませんね。

 当地の天候は決して悪くはないが、やはり沖は波高く、風が吹いている。天気図を見た感じでは絶好の日和と思われるのに働けない日が多い。週に1日働けるかどうか、といった状況ですし、また沖はマッコウ鯨が頻繁に見えるものの、ツチは姿を消してしまった。そんな状況にて、本日終漁の判断をしました。

 何故に今年は取り残したのか?宮城ベースの北の海域の捕獲は比較的順調に推移していたところ、「温暖化により漁場が北へ移動した?」という解釈も出来そうです。しかしながら、最近つくづく思うのですが、長さ20米程度の船で基本的には日帰り操業で我々が探鯨できる海域なんて知れている。ターゲットとなるツチ鯨は広大な海域を回遊しているのだ、と。結局「いる所にはいるし、いない所にはいない。」といった論理的には何の意味もなさない言い方が、感覚的には案外しっくりしたりします。しかしそんな料簡では、捕鯨をめぐる国際紛争がもろに反映されるIWC総会等の国際会議では、「不確実性が高い」=>「獲ってはならない」ということになってしまう。地道に科学的知見を積み重ねていくことは必要です。一方で捕鯨ができなくなってしまったら、かかる積み重ねは中断されてしまう。実は商業捕鯨(私はむしろ普通の「漁業」という言葉を使いますが)は、科学的知見の積み重ねには大きな貢献をしているのも紛れもない事実。要するに獲ろうとしないと、さらには実際に獲らないと、わからないことは多い。これは自明なことでありましょう。

 とりあえず、今年の漁期終了ということで、それなりに気の利いたことを書こうと考えましたが、結局今年の不漁の話題になってしまいました。まあ、愚痴の類とも言えますねえ。

 まあ、でも、良かれ悪しかれ、今年の漁は終わった。来年にはまた来年の新しい風が吹くことだろう。この晩秋の房州のあはれなる気候・風景の中、またぼちぼちと生きていきましょう。気が向いたらまた書きましょう。それでは。


 

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