外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

7月に入りました。

  7月に入りました。梅雨と言えば梅雨。それでも案外雨は少なくて、時に雨の風情にほっとしたりする昨今。漁の方は6月に8頭と順調な滑り出し。尤も内4頭は昨年からの持ち越し枠にて、実質的には4頭。この数字さえ順調と言えそうです。子供達の解体見学会を無事終了しました。週末より3日間船が時化で休漁。ようやく7月5日午後に開催する「第6回和田浦くじらゼミ」の準備を始めているところです。

 今回のセミナーのテーマは「国際捕鯨裁判」。国際法絡みの論議であり、我々が朧気ながら共有している社会通念による理解を越える世界。そこでこの厄介な論議を出来る限りわかりやすい形で解説し、参加される皆さんの理解を促したい。尤も自分なりの「想い」を持った講師がその「想い」を話す場でもある。交流会・二次会も含め、2日間皆さんと一緒に過ごす中で、国際法絡みの難解な事象や、私自身を含めた捕鯨に関わる人々の考え方等を理解する場でもいいのでは、と考えています。

 講師はイントロを私が担当し、西脇さんには「商業捕鯨モラトリアムから鯨類捕獲調査へ」というテーマで、捕獲調査が始まった経緯やその内容について、解説していただきます。ダン・グッドマンさんには奥様の岩崎さん(人類学者)の通訳で、今回の捕鯨裁判をどう理解したらいいか、簡潔にお話ししていただきます。ダンさんはきちっとした準備をしてくれる方で、既に原稿をいただいていますが、成程、簡潔にしてわかりやすい。私が担当したら、「木を見て森を見ず」、枝葉末節に拘り過ぎて、話が散乱してしまう、と実感。また長年海産ほ乳類の資源管理、それを巡る条約の締約国会議で交渉を担当されてきた方なので、その世界の常識と我々の共有している社会通念の乖離なども感覚的に理解することが出来る機会になればいいなあ、とも考えています。

 交流会は例年通り解体場で実施しますが、雨が降らないといいですねえ。今回の交流会では石垣島在住の写真家西野嘉徳さんの「石垣島のウミガメ漁」の写真を白い布に映し出し、その漁のお話しをしていただけることになりました。解剖場での映写会、なかなか面白そうですね。また常連の参加者にこのような形で関与していただけることも有難いことです。参加者の皆さん、よろしくお願いします。一緒に愉快な時間を過ごせるといいですね。

 話は替わりますが、今回の小学生の解体見学会にロイターの記者が見えまして、その記事が欧米に多数のメデイアに配信された様です。以下3つ程アドレスを添付しましょう。
http://rt.com/news/168624-whale-season-carved-japan/

http://edition.cnn.com/2014/06/27/world/asia/japan-begins-whaling-season-meal-for-school-children/index.html

http://uk.reuters.com/article/2014/06/26/us-japan-whaling-idUKKBN0F10QJ20140626

 彼は、数年前AP通信に勤めていた方で、今回はロイーターの記者としての来訪。私の考え方はよくご存知な様で、記事の内容は客観的で、共感を覚えます。しかし画像が、、、子供達と「鯨の頭」や「鯨の内臓」の写真が映し出され、これが欧米の視聴者にどういったものとして理解されるか、その点を懸念しています。これらの特異な画像が、あの解体場での小学生の見学会の雰囲気を伝えているものなのか?その点に疑問を感じます。上記の記事の内、ロイターUKの記事は鮎川での捕獲調査の画像を使用しており、子供達の画像は紹介されていない。今回ばかりはそのことに好意さえ感じました。

 そもそも「子供達にとってよかれ」と思って始めたこと。この行事が15年に渡って継続されていることは、それなりに「いい行事」として受け止められていると考えることは出来るでしょう。しかし15年も基本的には同じことをやっていると、悪い意味での「慣れ」が発生するのも事実。今回の海外報道は、「原点に戻って、どうすれば、子供達にとって有意義な時間になるのか?」と自問する機会となりました。追って記事を和訳して、小学校には事情を伝える必要がありますね。まあ、取材を拒否することからは何も始まらない。但し蛮勇がとんでもない結果にならぬ様に留意する必要はありますね。それでは。今日は長々と書いてしまいました。

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