外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

雨の降る日は天気が悪い

 釧路では、ここ数日は天気が安定。捕獲調査の方は7日より捕獲が始まり、既に盛漁の様相。陸上の解体要員は相当に疲労しており、思わず「もし明日獲れると厳しいなあ」と口にしたりしています。加えて美味しいけど賞味期間の短い生鮮の鯨肉を流通させている次第にて、たくさん獲れると直ぐに売り場が飽和状態に。従い、例えば天気図を見ながら「明日獲れるとまずいよ、体も売り場も限界だよ。むむむ、ひょっとしてこの低気圧の影響で明後日は時化か?よっしゃ、風よ吹け、波よ打て!」等々不謹慎な会話が飛び交う。釧路では毎秋そんな感覚で働いています。

それでも、秋の天気は移ろいやすく、適当に風が吹いたり雨が降ったりして、事なきを得る。一方で天気晴朗の日に「獲れるといいなあ。」と念じていても獲れなかったりする。要するに
「鯨はいる時にはいるし、いない時にはいない。獲れる時には獲れるし、獲れない時には獲れない。」
そんなものの様です。

 尤もこれでは(A=A)即ち「AはAである」ということで、論理的には何も言っていないに等しい。でも意味もなくこの言葉をつぶやいたり、同僚との会話をこの言葉でしめたり、と結構よく使う言葉です。そして精神的に結構救われたりして。そう言えば、わが父親は昔「雨の降る日は天気が悪い」と時々大声でつぶやいていたが、これも同類の言葉と言えそうです。父親もかかる意味の無い言葉を発することにより、目の前の事象にささくれだったこころを慰めていたのかもしれません。

 やはり言葉を発することは、人間のこころの動きに大きく影響してくる。僕自身も震災の春は釧路にて、お気に入りの詩歌を写経するが如くノートに太字の万年筆で書き付け、散歩しながらそれを吟じていた。そんなことでこころの平穏を保っていたことを思い出します。あの時から早3年超の歳月が流れている。時の流れるのは早いですね。

 こんな四方山話を書いているうちに、雨が降ってきました。空には低い雲が垂れ込めています。確かに、雨の降る日は天気が悪い。それでは。

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