外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

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明日6月25日の解体はありません。

 本日6月24日、船は操業しましたが、ツチクジラの捕獲はありませんでした。従い、明日6月25日の解体はありません。本日はゴンドウクジラを近場で1頭捕獲。解体処理をしましたが、ゴンドウの場合入港し次第即時解体作業を行いますので、このブログでは解体時刻等の掲示はしていません。

 ようやく友船である第7勝丸が到着。これより2隻体制での操業となります。勝丸は和歌山県の太地船籍の船でして、ここ40年以上夏はこの和田浦でツチ鯨漁を行っています。

 今回勝丸は、大潮の頃(月満ちる頃)にゴンドウクジラの発見が多い為、しばし太地でねばっていた結果、到着が遅れた次第です。船員は「ゴンドウは月夜に回遊する」と言います。海面上に鯨を目視出来る昼間でないと鯨は獲れない訳ですが、彼等が敢えて「月夜」という表現を使うのは面白いし、美しい言葉だと感じます。月夜にはゴンドウクジラの好むイカ等の餌が沿岸部に近づくからでしょうか?その辺のことはよく知りません。今度誰かに聞いてみましょう。

 そう言えば、次男が誕生する前に、病院にて看護婦さんが「今日は月夜だから、早朝までには生まれるのではないでしょうか。」と言っていたのを思い出します。科学万能の時代ではありますが、人間はやはり自然に生かされている。科学が立証出来ることなんて、豊潤にして多様な自然の営みのほんの一断面に過ぎない。そんなことをよく考えます。以下に、井上靖詩集の最初の詩「人生」を掲載しましょう。人間の生に、そのはかなさが故に、愛情を感じる。作者のその感覚に深い共感を覚えます。それでは。

「人生」   井上靖詩集より

M博士の「地球の生成」という書物の頁を開きながら、私は子供に解りよく説明してやる。

――物理学者は地熱から算定して地球の歴史は二千万年から四千万年の間だと断定した。しかるに後年、地質学者は海水の塩分から計算して八千七百万年、水成岩の生成の原理よりして三億三千万年の数字を出した。ところが更に輓近の科学は放射能の学説から、地球上の最古の岩石の年齢を十四億年乃至十六億年であると発表している。原子力時代の今日、地球の年齢の秘密はさらに驚異的数字をもって暴露されるかもしれない。しかるに人間生活の歴史は僅か五千年、日本民族の歴史は三千年に足らず、人生は五十年という。父は生れて四十年、そしておまえは十三年にみたぬと。――

私は突如語るべき言葉を喪失して口を噤んだ。人生への愛情が曾てない純粋無比の清冽さで襲ってきたからだ。

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