外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

明日6月29日の解体はありません。

 本日6月28日は天候悪しく、船は操業していません。従い明日6月29日の解体はありません。

 今朝は午前6時より2頭を解体しましたが、初漁の日と同様に雨が降っています。「雨など降るもをかし」、そうですねえ、この時期の雨は、何故かこころが落ち着く感じかしまして、なかなかいいものですね。仕事場である処理場のウインチ付近から、同僚が大包丁を持って鯨体の上に乗って働く様を見ている内に、「嗚呼、昭和の風景だなあ!」と感嘆してしまいました。処理場の上屋天井部の梁を支える多数の材木の複雑な構造、釣り下げられた裸電球、働く人々。港には現在は使われていない構造物が浮かび、処理場に向かって波が打ち寄せる。雨天の故か、それらが単色の風景の如く、我が目(こころ)には写ります。

 思えば、商業捕鯨モラトリアムが日本の沿岸捕鯨に発効したのは、確か平成元年のことであったと思う。そういった意味で、この鯨を解体する風景は将に「昭和の風景」と言えるのかもしれない。たまたまツチクジラが国際捕鯨取締条約の管轄外の鯨種だったが故に、ここ房州には未だにそんな「昭和の風景」が残っている、とも言えそうだ。

降る雪や 明治は 遠くなりにけり

 中村草田男の有名な句ですが、今日はやさしい雨の音を聞きながら働いているうちに、、遙かなる昭和、我が幼少期・青年期の風景が僕のこころの中に甦り、何だかとても不思議な気分を味わいました。尤も、働きながらこんな馬鹿なことを考えていてはいけませんねえ。そうそう、気を抜かず、「安全第一」で働いていきましょう。それでは。

 

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