外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

今春のツチクジラ操業は一旦終了。また夏に1隻体制で再開予定。

  本日5月31日、沖は海況悪しく船は操業出来ず。又天気予報に拠ると明日より低気圧が本州を横断。しばらく悪い海況が続きそうです。そういった海況に加え、当社の捕鯨船第51純友丸の今後の予定も勘案し、当社は5月25日に開始した和田浦のツチクジラ漁を本日5月31日をもって一旦終了することを決断させていただきました。従い明日からしばらくの間、夏にツチクジラ漁が再開される時期(日程は未定)まで、解体作業はありません。随分と慌ただしいことだとお感じになられる方も多いのでは思われますが、5月21日付ブログで紹介した通り、今年の予定は複雑怪奇也。ご理解の程をよろしくお願いします。

 船はこれより北に向かい、追ってミンククジラを対象とした捕獲調査事業に参加する予定です。その捕獲調査計画(案)の概要は既に昨秋政府から発表されておりますが、その詳細に関する討議が、この5月に欧州のスロベニアで開催されたIWC科学委員会でなされたそうです。政府は今後このIWC科学委員会の報告書をベースに、捕獲調査計画の実施に関する詳細を決定する由。現時点では全く白紙の状態ではありますが、時間的な余裕がない中で、何時でも速やかに捕獲調査に着手出来る様に準備する必要があります。必ずしも天候が安定しているとは言い難い状況下、早めに船を移動させておく。そういった対応をせざるを得ません。

 という訳でたった7日間という極めて短い漁期が終わりました。弊社の場合ツチの解体作業には宮城県の鮎川事業所の従業員が中核として従事。この短い漁期の為に彼等に和田に来て貰い、また宮城へ帰って貰うのは、効率的とは言えませんし、何よりも移動は疲れます。そして捕獲調査が始まれば、また移動して貰わねばならない。という訳で「本当にご苦労様です!」と感謝するしかありません。今年はそんな言葉を発する回数が増えそうですね。

 短い漁期ではあったが、5月下旬という操業経験の無い時期に、たった1週の間に2頭のツチクジラと1頭のゴンドウクジラを捕獲出来たことは大きな成果であったと考えています。また、ここ20年間継続している地元小学生の解体見学を昨日実施出来て本当によかった!もし夏の漁が夏休みにずれ込んでしまうと、解体見学が出来なくなる。そんな心配をしていた事情もあります。という訳で、獲ってくれた船員の皆さんに対し、こころより敬意と感謝の気持ちを表したいと思います。また、関係者の皆さん、いろいろとお世話になりました。いずれにせよ、また夏には和田浦のツチクジラ漁を再開します。その際はまたよろしくお願いします。それでは。

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