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外房捕鯨株式会社

千葉県和田浦の捕鯨会社からのプレスリリースです。

39年前に歩いた道を辿る

 オホーツク海はここ数日は時化。今日から風向きが南に変わり、最高気温15℃の世界から穏やかな残暑に戻る見込みです。本州・四国・九州・沖縄は台風列島の様相を呈しています。オホーツクだけは知床の山脈の陰に隠れてまあまあ穏やかです。

 昨日は網走駅前のホテルから隣の呼人駅まで網走湖畔を約1時間半歩き(10km程度)、呼人駅前の松尾ジンギスカンで肉2人前(@700X2)・野菜2人前(@300X2)・生ビール2杯(@500X2)(都合3千円也)を食し、17時に電車に乗って網走駅に戻りました。実は網走駅と呼人と網走湖には39年前の夏の一風変わった知床旅行の思い出があります。

 39年前、僕は大学のクラブの1年目で先輩方と一緒に知床半島を旅しました。当時は知床峠の道路が開通前だが「徒歩通過可」の時代でしたが、ウトロからバスに乗り、知床五湖等の観光地を素通りして終点の知床大橋下車。そこから重いゴムボートや食料を背負ってルシャ川付近に下り、タキノ川の番屋付近の川辺に幕営。現在のルシャ川付近は「ヒグマの巣」というか、研究者がヒグマの個体識別をして観察している地域だが、当時はサケマス孵化場があるだけの場所だった。それからゴムボートと水泳で知床岬に向かいました。食料は手持ちの貧弱なそれに加え、朝晩ゴムボートを出してタコ糸でガヤを釣り、随時潜水してウニを拾う(明らかに漁業法違反ですが時効でしょう)、時には番屋のおやじさんが「食え!」といってカレイを投げてくれたり、番屋の賄いのおばちゃんが残り飯10合相当を恵んれたり、朝晩は焚火でガヤの塩焼を数尾食べる、何ともゴージャス(?)な旅でした。陸上+水泳主体の僕はカシュニの滝の抉れた部分をへつり、いよいよ切羽詰まると海に飛び込んで水泳。カモメが泣くレタラワタラの飯場に海から上陸した際には番屋のおじさん達からは「あんた達、どこから来たんだ?」「何、ウトロからゴムボートと泳ぎで?何でまたそんなことを。」と怪訝な顔をされたものでした。それでも海況にも恵まれ、4日かけて無事知床岬に到着。岬の草原の碑の前で国後島を眺めながら皆で「知床旅情」を歌う。当時岬にはウニを採ってスプーンで卵巣を採取する老夫婦がいらした。その後岬近くのブンキチ湾で鮭鱒の運搬船をヒッチハイク(?)してウトロに戻り、その後オホーツク側のテッパンベツ川を遡行して知床岳付近に幕営(これも現在では違法でしょうねえ)。翌日ウナキベツ川を下降して、太平洋側の羅臼へ。もう一回羅臼岳に上がる沢を遡行して再度羅臼側に下降する計画であったが、先輩の怪我で断念。当時環境庁より羅臼に赴任されていたクラブの先輩のKさん宅に泊めて貰う。僕は食事担当でカレーをつくっていたが、高校野球のあの有名な箕島VS星稜の大接戦をTVで観戦していた為、恐らくは5回程カレーをコンロで温め直した結果、カレーをこがしてしまった。夜は羅臼の高台の共同露天風呂で誰もいないことをいいことにフルチンのリーダーの前口上の後、皆で寮歌を斉唱。翌日網走までバスで戻り、駅前にて解散。その後は各自思い思いの方法(とは言っても帰宅の銭を持たず、帰路はヒッチハイクが定番だった)で帰途へ。あの際僕は運よく共同装備のテントを持っていたし、食事計画担当ということで昼食のクズビスケットも持っていたので強気であった。だが、網走駅前は結構な暑さで人通りが多く、とてもテントを張れる様な状態ではなかった。ヒッチハイクもしにくい雰囲気にて夕闇が迫っていた。そこで僕はとりあえず電車に乗ることにした。どこかの田舎の駅で降りでテントを張ろうとしたものと思う。ところが乗車するとすぐに車窓から網走湖とキャンプ場らしきものが見えた。しめしめ、とう訳で次の呼人駅で下車。網走湖畔にテントを張り、クズビスケットを食べて、翌朝帰途についた。

 とまあ、遠い昔そんなことがあったので、今回は39年前に通った道を逆に辿ってみました。まず網走駅前から網走湖まで歩く。網走駅から網走湖のキャンプ場は40分程度の道のりで、思いの外近かった。逆に言えば、あの時は隣の呼人駅から荷物を背負って1時間近くキャンプ場まで歩いたということか?松尾ジンギスカンのお姉さんが言うには、呼人駅付近にはキャンプ場は昔から無かった由。そんな風に遠い昔の我が足跡と記憶を辿っていく。

 当時を懐かしみながら、ビールを片手にジンギスカン鍋をつつく。何だかとても豊かな気分に満たされ、1時間程度ちょっと早い晩餐を愉しむ。呼人駅発の網走駅行きの電車は1703発。しばしこじんまりした呼人駅舎の佇まいを見入り、ホームの片隅に腰かけて🚬を一服。寮歌なんぞを歌っていたら、女性の乗客の存在に気づき、嗚呼恥ずかしい!2両編成の電車が到着。左側のボックス席に陣取り、車窓から、「あの時呼人駅で降車する原因となった車窓からの網走湖の風景」を眺め、携帯で画像を撮る。満たされた気分で網走駅着、ホテルに戻りました。嗚呼、愉しかった!!!!それでは。


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